性格が合わない彼氏と別れるべきか?迷った時の決め方
- 2017/10/17
- 恋愛トラブル
人間同士の関係を考える時、性格が合う・合わないというのはとても重要な要素です。
出会ったばかりなのに妙にウマが合い、何年も前からの親友のように楽しく過ごせる相性の良い相手もいれば、どれだけ一緒にいてもわかりあえない気がしてしまう相性の合わない相手もいらっしゃいますよね。
一緒に過ごす相手として、また一番身近な他人となる彼氏とは性格が合うことが理想的。
しかし、付き合い始めた後に「あれ?わたしたちもしかして相性悪くない?性格合わなくない?」と疑問に感じはじめた場合、どうすればよいでしょうか?
そこで本記事では、性格が合わない彼氏と別れるべきか迷ったときの決め方について考察していきます。
1.性格が合わないとは?
まず性格が合わないとはどういうことでしょうか。
人は、無意識のうちに作り上げた自分なりの価値観や常識、モラル、考え方、生活習慣などに従っていきているものです。
これを一言で「基準」という言葉で表すとしましょう。
「基準」はもともと生まれ持った性質だけでなく、育った環境、周りの人間にも大きく影響されて作られるものなので個人差が激しく、それがいわゆる個性になります。
「性格が合う」と感じるのは、単純に「基準」が同じという場合だけではありません。
友達同士や会社、学校などの社会では常にお互いに自分と他人の「基準」と折り合いをつけて生活しています。
様々な出会いがある中、相手に自分と違う「基準」をみたときに「あ、こういう考え方ややり方があるんだ」と新しい発見をもたらし尊敬できる場合も、「性格が合う」と感じることでしょう。
逆に、違いに対して「許せない」「信じられない」と嫌悪感を抱く場合は、その人とは「性格が合わない」と感じるもの。
ただ、人は自分の嫌いな部分をみるのは嫌なものなので、その部分が似た人には同族嫌悪の意識が強く働いて「似た者同士」なのに「性格が合わない」と忌避してしまうこともあります。
2.恋人間では致命的?
性格が合わなくても友達や知り合い程度ならなんとか距離を保ってうまくやっていくことはできることでしょう。
しかし、実際に付き合っている彼氏に対して「性格が合わない」と感じたなら、それは看過できないとても大きな問題です。
なぜなら、一般的に、「好き」という感情を抱いた相手の性質なら、基本的に「あばたもえくぼ」で好意的にみえるはずなのです。
それなのに、「合わない」「いやだ」と思えてしまうのは、恋人関係において致命的といっても過言ではありません。
自分と異なる「基準」を彼氏に見つけた時、「こういう部分があるんだ」と好意的に受け止め尊重することができない場合、身近であるがゆえにそのひずみは修復されることなくどんどん大きくなっていくことでしょう。
わかりあえない、理解できない、という気持ちがいつまでも解消されないと、心の距離もどんどん離れて行き、その先にあるのは、別れしかありません。
3.まずは話し合おう
しかし、性格が合わないと思ってもすぐに別れる必要はありません。
性格が合わないと思っているのはあなただけという場合もありますし、話し合いでその不一致を改善していくことも可能です。
そのため、彼氏と性格が合わず別れるべきか迷ったときには、まずは二人で向き合って話し合い、その時の態度から決めるとよいでしょう。
相手の意見を「あ、それもいいね」と受け入れる柔軟性のある彼氏やあなたなら、その後も「基準」の違いをうまく修正し、仲良くお互いに成長しながらやっていけるはず。
しかし、あなたの働きかけに対して「うるせえな」と突っぱね、自分を絶対に変えないような彼氏だったら残念ながら改善は無理。
どんどんお互いに嫌悪感や窮屈さを感じてしまうだけなので、早めに別れた方が良いでしょう。
まとめ
以上、性格が合わない彼氏との今後の決め方についてご紹介しました。
「性格が合わない」とすぐに見切りをつけて、新しい「性格が合う彼氏」を発掘するのもひとつの恋愛方法です。
しかし、お互い完璧な人間ではありませんし、人としても成長途中であることを考えれば、少しくらい話し合って何か二人で新しい「基準」を作ろう・落としどころを見つけようとする努力を惜しむことはないでしょう。
その上で改善されないようなら別れるという選択肢もあり。
努力した結果をみての決断ならお互いに後悔することもないはずです。