恋愛のトリセツ

好きな人のことならなんでも知りたい！なんでも覚えておきたい！と思うのは恋する乙女の「あるある」の一つですね。

もし「〇〇君クイズ」があれば余裕で優勝できると思っている方も多いことでしょう。

しかし、ふと考えると、あれ？好きな人の顔があんまりはっきり思い出せない！という方もいます。

その人のことが大好きなら、その顔なんてリアルに描けるくらい覚えているはずなのにおかしいと思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。

今回は、不思議だけどあるある！好きな人の顔をちゃんと思い出せない理由についてご紹介しますね。

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１．直視できていない

好きな気持ちが強ければ強いほど、一緒にいると恥ずかしくて顔を直視できないということは珍しくありません。

ドキドキして顔をみられない、目が合うと心臓が早打ちして意識がかすむ・目もかすむ、遠くからじっと眺めるしかできない・・・など、誰しも一度は経験したことがあるはず。

つまり、好きな人への思いが強いと、その人本人と対面したときには冷静ではいられなくなってしまい、ほかの人の顔を観察するように好きな人の顔をじっくり見ることができなくなってしまうのです。

好きな人の顔をちゃんと見ていると思っていても、また、彼の顔が彼を好きになった理由の一つだったとしても、それを見つめる自分が冷静ではいられない分、しっかりと記憶できないのも当然といえば当然ですね。

２．ドーパミン

また、好きな人の顔が思い出せないのは、ホルモンのせいかもしれません。

彼を恋する気持ちによって、彼を見るたびに脳から幸せホルモンのドーパミンがじゃんじゃん分泌され、瞳孔が開いてしまい、顔にちゃんと焦点が合わずにぼやけてしまうのかも。

この場合、気持ちがある程度落ち着いて、リラックスして彼をみられるようにならないと直りません。

しかし、これも恋の醍醐味の一つ。

彼の顔を思い出せなくても好きな気持ちに変わりはないのですから、「顔も思い出せないのに、本当にわたしは彼を好きなのかなあ？」と自分に不安を持たず、あまり深く考えることなくそれも恋愛の楽しさとして受け入れればよいでしょう。

３．ほかのインパクトが強い

また、彼の顔よりも、他の部分を大好きで優れたものだとあなたが認識している場合にも、あまり顔を思い出せないということも多いようです。

例えば、仕事をしている姿がカッコイイ、部活をしている時の華やかなプレーが魅力的など、彼の顔ではなく行動や雰囲気に惚れてしまっている場合、彼の顔の作りやレベルなどはあなたにとってそれほど価値がないのでくっきりとは覚えていないのです。

彼のことを思い出すとき、特定のイメージやシーンが浮かぶ場合はこれが原因。

彼からすれば、「顔が好き」と言われるよりも、「〇〇しているところが好き」と言われるほうが嬉しいものなので問題はなにもありません。

顔をうまく思い出せなくても、その人を好きな気持ちには変わりがないので、思い出せないことをネガティブに考える必要はないでしょう。

４．気持ちが薄れている

ただ、思い出せないことがあまりよくない傾向であることもあります。

人の気持ちは時間や状況の変化によって移り変わるものです。

以前は好きな人の顔をはっきり思い出せたのに、最近、よく思い出せなくなった…という場合は、あなたの彼に対する気持ちが徐々に変化して薄まってきているということも原因の一つとして考えられます。

彼に対する恋心や興味がなくなりつつあるのに比例して彼の情報の重要度・優先度がどんどん下がっていくために、脳が「不要な情報」として認識し、思い出し辛くなっているのかもしれません。

５．年とともに変わる

何度も人を好きになり、恋愛経験を重ねると、好きな人が出来ても以前のように強い興奮状態にはならなくなっていきます。

若いころは、好きな人がその場にいるだけでテンションMAXで脳も大暴走・瞳孔もかっと開いてしっかり好きな人の顔を見て覚えることが出来なかったという人も、経験豊富になることで冷静に相手を見ることが出来るようになっていくことでしょう。

今、「彼のことが好きなのに、顔をあんまりよく思い出せない！」という方も、きっと、今後経験を積んでいけばそんなこともなくなっていくのでご安心くださいね。

まとめ

好きな人の顔を思い出せない、と聞くと「そんなことありえない！」と思う方もいらっしゃることでしょう。

しかし、思い出せないことにはちゃんと理由・原因がありますし、決してそれは悪いことばかりでもないので否定的にとらえるのはやめましょう。

また、気持ちの変化や恋心の変化、その後の恋愛経験で、好きな人の顔を思い出せないという状況も変わっていきます。

大好きなのに顔が思い出せないことはそれほど大きな意味を持ちません。

逆にそこまで好きになれる人と出会えたことを感謝し、その恋愛をめいっぱいおたのしみくださいね。

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