好意?それとも無意識?女性を呼び捨てにする男性心理
- 2016/11/19
- 男性心理
名前は、命の次に親や家族から与えられる大切なギフト。
そんな名前の呼び捨ては、お互いの関係が近くて親しいことを表す一つのサインですね。
家族や友達など親しい人から呼び捨てで名前で呼ばれるのは当然ですし、気になる男性から呼び捨てされるとなんだかちょっとキュンとしてしまうものです。
一方、それほど親しくない男性から呼び捨てにされるとなんだかモヤッとするし嫌ですよね。
名前の呼び方はお互いの距離感を示す目安になるものですが、それを無視していきなり女性の名前を呼び捨てにしてくる男性心理についてみていきましょう。
1.親しみ・愛情のアピール
その女性に対して強い親しみや恋愛感情を抱いており、呼び捨てから自分の気持ちを伝えたい、わかってほしい、そして呼び捨てをきっかけに心のハードルを下げてもっと親しくなりたいという男性心理が働いています。
好きな男性からこのようになりふり構わずアピールされれば女性としてはうれしい限り。
同じように親しみを込めて名前やニックネームで呼んであげれば、どんどん二人の仲は近付くことでしょう。
しかし、自分好みではない男性からの一方的な呼び捨ては非常に不快なもの。
相手に「呼び捨てしないで」としっかりきっぱり言えるなら問題はありませんが、それが言えないようなら「わたしはあなたと親しくなる気はありません」という意思表示のために、相手を呼ぶときには「苗字+さん」という呼び方をし続けるようにしたほうがよいでしょう。
2.癖
妹や姉など自分の家族に年の近い女性のきょうだいがいる男性は、基本的に女性に対してフランクで自然体で接する癖がついています。
そのため、周囲にいる女性に対しても、普段の習慣が出て何気なく呼び捨てで呼んでしまうということも。
こういったタイプの男性は、特定の女性だけを呼び捨てにするのではなく、気楽に話しかけられる女性に対しては基本的に呼び捨てで呼ぶ傾向にあるので、「なんで呼び捨てしてくるの?」と深く考えるだけ無駄です。
好きな男性が自分だけでなくほかの女性も呼び捨てしている場合は、「女性との距離感やスタンスがこんな感じの人なんだな」と過度な期待を抱かない方がよいでしょう。
3.ほかの男性への牽制
男性が女性を呼び捨てする関係というのは、一般的に二人の距離が近い証拠となるものです。
例えば恋人同士、幼馴染、友達、家族など、ほかの男性よりも親しいということ。
逆に言えば、女性が呼び捨てを許すほど二人は仲が良いということの証左でもあるため、好きな女性を呼び捨てすることで、ほかの男性へのさりげない牽制をしている可能性もあります。
たとえばグループ内で男性が特定の女性だけを呼び捨てにする場合は、明らかにほかのメンバーへのアピール。
「俺は呼び捨ても受け入れてもらえるくらいこの子と仲が良いんだ」と。
好きな男性がそのような独占欲を丸出しにして呼び捨てしてくれるとうれしいものですが、そうでない男性にされると迷惑千万!
このような場合も、「一方的に親しみを感じられているだけです」アピールのために、その男性の呼び方はよそよそしい形を崩さないようにしましょう。
4.主導権を握りたい
目上の人に対しては必ず敬称をつけて呼ぶのがマナーであり常識です。
それを省いて呼び捨てするというのは、相手との関係が対等、もしくは自分より下という場合ですね。
男性がそれほど親しくもな女性に対して呼び捨てをする場合は、自分が上位に立ちたい、あるいは相手を下においてイニシアティブを持ちたいという心理の表れであることもあります。
一般的にそんな男性は自分に自信がなく、わざわざ名前を呼び捨てをすることで自分が上位であることをアピールしないと満足できないという器の小さいタイプが多いようです。
それほど仲良くもないうちから勝手に呼び捨てをしてきて、しかも主導権を握ってリーダー面したがる男性は、見栄っ張りでプライドが高くて面倒な男性かも。
いくらイケメンでも付き合うと手間がかかる種族なので、敬遠した方がいいかもしれません。
まとめ
名前の呼び方は二人の関係性を表す一つの目安となるものです。
呼び捨てするほど仲が良いならいいのですが、そうでもないのに呼び捨てしてくるような男性に対しては、自分の相手への感情をベースに対応するようにしましょう。
すなわち、好きな相手なら呼び捨てという形で距離を詰めてきてくれた相手と同じように対処する、嫌な相手なら相手への名前の呼び方は敬称付きの礼儀にのっとったものにするようにすると良いでしょう。