虚言癖の彼との上手な付き合い方3つ
- 2017/2/13
- 恋愛トラブル
誰もが、ウソなどつかずに誠実に生きていきたいと心では願っているものです。
しかし、誰でも時にはウソをついてしまうこともあることでしょう。
それは自分を守るためであったり、相手のことを思っての優しいウソであったり、一言で「ウソ」といっても様々なものがあります。
ただ、中には空気を吸うようにウソをついてしまう所謂「虚言癖」の方もいます。
自覚がある場合とない場合がありますが、どちらにしてもウソをよく話に織り交ぜるので、聞き手としては何が本当なのかウソなのかわからなくなって混乱してしまうことも少なくありません。
そんな虚言癖のある人が自分の彼氏だったら?
想像するだけでも大変ですね。
しかし、虚言癖があっても彼氏のことは好きだという場合、どうやって付き合っていくべきかを虚言癖の特徴とともに考えてみましょう。
1.注目されたい虚言癖の彼氏には
虚言癖の特徴として最も大きい特長は「人に注目されたい」という意識が非常に強いということです。
ちょっと話を盛る程度ならだれでもしているでしょうが、虚言癖の方は、ありもしないことをでっちあげて話したり、自分がやっていないことを自分の経験や手柄のように話したりします。
これは人から「すごいね」「ほんとに!」と注目してほしいという気持ちの表れ。
小さいころの家庭環境や友人関係で寂しさや孤独を強く感じていたなど、あまり人から関心を持たれなかった辛い経験からくるものです。
その頃、たまたまちょっと大げさに話したら周りが注目してくれた!自分を見てくれた!という満足感から、平気でウソをつくようになったのかもしれません。
このようなタイプの虚言癖の彼氏には、話の内容をしっかり聞くのではなく「話半分」で聞くのがポイント。
「へぇー」「すごいね」と感心したふりをバレないようにしながら聞いてあげるようにしましょう。
もう自分は孤独ではない、ちゃんと話を聞いてくれる彼女がいる、自分は大事にされているという安心感を心から持てるようになれば、少しずつ虚言癖も改善されていくはずです。
2.自分に自信がない虚言癖の彼氏なら
また、もう一つのタイプとして多いのが、自分に自信がないことからウソをついてしまう虚言癖です。
例えば、大した成績も納めていないのに「自分は国体直前まで行った陸上選手だった」、まったく血縁関係もないのに「芸能人の××は中学校の親友」など、自分の付加価値を高めようと他人からすれば意味のないつまらないウソをついてしまうタイプです。
また、本当の自分を知られたら嫌われる、興味を持ってもらえない、など孤独に対する極度の不安も隠れていることでしょう。
そんな虚言癖のある彼氏には、褒めて褒めて褒めまくる付き合い方が効果的。
明らかにウソとわかる話は「へー」とスルーし、彼氏が実際に頑張ったことややったことに対して過剰なくらい褒めてあげるのです。
例えば、重い荷物を持ってくれた時に「〇〇君は本当に優しいね!」、仕事で残業続きでヘトヘトになっているときには「すごく頑張り屋さんだね。実力があるといろいろ任されちゃうから大変だけど無理しないでね」など、ウソのガードを固めていない素の彼氏の行動を認めて、鎧をつけなくても十分素敵だよ、かっこいいよ!と声を掛けてあげましょう。
自分の存在価値に疑いを持ち、自信のなさから心にウソのバリアを張り巡らせていた彼氏も、ちゃんと俺はありのままでいいんだという自信を付けることができれば、ウソが無駄であることや、ウソなどなくても自分は十分優れているんだと自信を持てるようになり、少しずつ変わっていくことでしょう。
3.ウソつきの自覚がない彼氏には
孤独やコンプレックスなどの明確な理由もなく、無意識にウソをついてしまう虚言癖の方もいます。
このタイプは、自分がウソをついていること自体に気付いていないこともあり、齟齬を指摘されても自分でウソをついている自覚がないわけですから、さらにつじつまが合うように強引にでも更なるウソをつきます。
そして、自分は悪くないのになぜ攻撃されるのかと理解できず、怒りだしたり、心を閉じてしまうことも多いもの。
残念ながら、そこまで酷い虚言癖の方を彼女といえど素人が改善することは困難です。
もし彼氏がこのような無自覚の極度の虚言癖であった場合は、手に負えないと離れることをお勧めします。
彼女であるあなたがどんな付き合い方をしようと、改善しようとあれこれ頑張っても、それが彼の「素」なのですから変えようがありません。
そのまま付き合っていると、孤立やトラブルに巻き込まれるなどの面倒が必ず起こることでしょう。
まとめ
もし付き合った彼氏が平気でウソをつく人だった場合、時にはウソに振り回され、傷つけられ、苦しい思いをすることも多いことでしょう。
しかし、虚言癖は対応方法を正しく行うことで少しずつ改善できるものもあります。
ウソをつくけれど彼氏のことが好きというなら、ウソを追及して堂々巡りをするよりも、付き合い方を工夫して、一緒に改善していくよう働きかけてみてはいかがでしょうか。