彼氏が暴力をふるう理由とDV彼氏への対処法
- 2016/8/5
- 恋愛トラブル
暴力は絶対にいけないのは誰でも理解していることです。
しかし、恋人同士など親密な間柄で行われる暴力、いわゆる「デートDV」は表沙汰になりづらく、女性が我慢してしまうとどんどんエスカレートしてしまうことも多い、非常に深刻な問題です。
もしも、彼氏からの暴力に悩んでいるのであれば、一人で思い悩んでいても解決はしません。
本記事を参考に、彼氏が暴力をふるう理由と、DV彼氏の対処法をしっかり学んで下さい。
1.彼氏が暴力をふるう理由
恋人は、最も大切にしなければならない存在。
しかし、とある調査によると、彼氏から暴力(肉体的・精神的・経済的・性的を問わず)を受けたことがあると答えた女性はなんと4人に1人という恐ろしい結果が。
しかも、被害の可能性は年齢が低いほど増加し、恋人間で行われる暴力も年々増加傾向にあるそうです。
では、「なぜ彼氏は暴力をふるうようになったのか?」。
その原因として考えられるのが、
・幼稚な独占欲や身勝手な性格 ・さまざまなストレスの蓄積 |
などがあげられます。
彼女を自分の所有物と勘違いし、独占し思い通りにするために暴力を用いる男性や、社会的・対人的なトラブルから溜まったストレスを身近な存在である彼女にぶつけるために暴力をふるう男性がいます。
そういった男性は交際前にはその本性がわからないタイプも多く、付き合い始めて初めて相手がDV男だったと気付くことも少なくありません。
では、もし彼氏が暴力をふるう男性だった場合今後どうすればいいのか?
その対処法について考えていきましょう。
2.彼氏の未成熟な人格や思考が原因の場合
ワガママ、身勝手、独占欲が強い、自己中心的など彼氏の性格が問題の場合は、対処法は一つです。
暴力という形でしか自分の気持ちを表すことが出来ず、また、思い通りに行かないことがあると暴力に頼ってしまうというのは3歳児と一緒。
子どもを相手にしているつもりで、なぜ怒っているのか、暴力という方法以外に話し合いでは解決できないのかなど落ち着いて話すようにしましょう。
ただ、精神的に未熟なまま成長したオレ様的思考の持ち主はプライドが高く、人の意見を聞き入れようとしない、自分の失敗や欠点を認めようとしないので、そんな彼氏の人格を変えようとするのは決して簡単ではありません。
いくら話をしようとしても改善しようとしない彼氏には見切りが大事。
変わらないDV彼氏にいつまでも情や未練を持っていては大切なあなたの時間だけでなく尊厳まで奪われてしまいます。
自分が努力しても改善の余地が見込めないとわかったら、すっぱり別れた方がよいでしょう。
3.ストレスが原因の場合
会社や仕事がうまくいっていない、人間関係がうまくいかないなど、「外」での問題でストレスが蓄積し、それを発散するために彼氏が暴力をふるう場合は、その問題を解決しない限り、暴力は止まりません。
心を苦しめる問題についてちゃんと話をしてくれる彼氏なら一緒に考え、共感することで、暴力という発散方法も次第に改善されていくことでしょう。
あるいは、しかるべき病院を受診して治療を受けるなど、専門医の力を借りることも可能です。
しかし、何に苦しんでいるのか、辛い思いをしているのかを話してくれない彼氏の場合はちょっと厄介です。
自分の殻に閉じこもってしまっているので、彼女が真心を持って対応しても、その心を開くことは簡単ではありません。
そんな場合は、彼氏と距離を置き、離れるようにしましょう。
何よりも大切にしたい彼女に、自分の苦しみを話せず、暴力という形でぶつけてしまう自分に彼氏自身もきっと苦しんでいます。
近くにいることだけが最善の寄り添い方ではありません。
時には、離れることも暴力をふるってしまう彼氏にとってはベストであることもあるのです。
4・暴力で身の危険を感じた場合
DV男性は日々エスカレートする傾向にあります。
例えば、初めは軽くビンタや足蹴りされていた程度だったのに、顔が腫れるくらい殴られたり、刃物などで脅すなどと言った身の危険を感じるまでに発展することもよくあるのです。
「早く別れたいけど、別れ話を持ち出したら殺されてしまうのでは・・・」
などと、恐怖心から「別れる」という行動に移しにくいお気持ちもよくわかります。
もしも、身の危険を感じている場合は今すぐ別れる準備をし、周囲の方に相談することをおすすめします。
⇒暴力(DV)彼氏とトラブルなく別れるには?身の安全を確保する4つの方法
まとめ
男性、しかも自分の恋人からDVを受けることで女性が心に受ける傷は非常に深く大きなものとなります。
ただ、それが日常化すると、女性側もDV彼氏に依存してしまい、お互いに身動きが取れずに状況を悪化させてしまうことも珍しくはありません。
大事なことは、絶対に彼氏からの暴力を彼女が許さないこと。
「たまたま機嫌が悪かったんだ」「わたしが彼氏を怒らせたらいけないんだ」と考えてはいけません。
一度、暴力をふるわれたら、その時彼氏が深く反省したとしても今後も絶対に同じように暴力をふるうということを忘れないようにしてください。
そして、彼氏が暴力をふるう原因を考え、それに合わせて対処し、それでも改善されないならお互いが幸せに生きていける道を見つける選択肢を持ちましょう。