結婚前提の彼に癌が発覚したときの接し方
- 2016/11/8
- 結婚
医療の発達により、癌は発見段階によっては不治の病とは言えない病気になっています。
しかし、やはり身近な人に癌が発覚したとなれば、冷静ではいられないのが当然です。
それが最愛の結婚を前提として付き合っている彼氏だったら?
それでは今回は重いテーマとなりますが、結婚前提の彼に癌が発覚した時の接し方についてみていきましょう。
1.まず自分の気持ちを見直す
ステージにもよりますが、手術や治療を受ければ完治するものも多くなっているので、癌が発覚したからと言って即最悪の事態を覚悟する必要はありません。
しかし、その後の手術や治療、療養などを考えると、「結婚をしよう」「一生を共に歩んでいこう」と決めた相手とはいえ、やはり癌という条件が追加されればその気持ちがぐらつくのは当たり前です。
彼を支えるにしても、支える側が不安でぐらついていてはダメ。
一番つらいのは本人なのですから、そばに居る人こそしっかりしていなければならないのです。
そのため、まず彼との接し方を考える前に、自分はどうしたいのかをじっくり真剣に考えましょう。
ずっと支えていきたい、一緒に頑張っていきたいという決心がついたのなら、すぐに寄り添ってサポートするようにしましょう。
しかし、よく考えた末、一緒にいられないと思ったのならそれはそれで仕方がないことです。
道義的には薄情と捉えられるかもしれませんが、まだ結婚の口約束をしていただけなら婚約者や結婚相手ではなく法律的になんの問題もありません。
彼氏にとっても、そんな気持ちで傍に居られても辛いだけですし、ただでさえ自分のことで手いっぱいなのに恋人の不安まで抱えなければならなくなるなど負担を与えるだけなので、きっぱり別れた方がよいでしょう。
2.いつも笑顔で明るく
よく考えて、それでも一緒に居たいと決めたのなら腹をくくることです。
腫れ物のように接することは、彼氏をいたずらに不安にさせ、悪い影響を与えることもあるので、常に明るく笑顔で接するようにしましょう。
内心は、不安や心配で胸が押しつぶされそうになったとしても、一番つらいのは彼氏自身だということを絶対に忘れなければ、彼氏の前で自分が暗い顔をしているわけにはいかない!という強い気持ちが湧いてくるはずです。
3.寄り添う
どんなにつらくてもそれを変わってあげることはできません。
そんな時に「頑張れ!」「大丈夫」というのは無責任ですし、誰よりも頑張っている彼氏、大丈夫じゃないから手術や治療を受けている彼氏にかける相応しい言葉ではないことは理解できることでしょう。
また、治療中で怖いのは薬の副作用だけではありません。
これから先どうなってしまうのだろうか、自分ひとりになってしまうのではないかなど深い孤独感に襲われることも病気の怖いところです。
そんな時に医療スタッフではない人が患者さんに対してできることはあまりありません。
できることはただ一つ。
手を握り、話を聞き、彼氏の不安を受け止めて寄り添い、絶対に1人にしない、ちゃんとそばに居ると行動で伝えてあげることです。
4.彼氏の家族と話し合う
また、彼氏と自分だけの問題ではありません。
癌とわかれば彼氏の親やきょうだいなども関わってくることでしょう。
彼氏のご家族に会う時には最初に彼氏のことをとても大切に想っているから一緒に自分も支えていきたいということを話し、一緒に協力していくようにしましょう。
家族以外で自分の子供を大切に想ってくれる女性がいるということは彼氏のご家族にとっても非常にうれしいことでしょうし、共にわかりあえる人が増えることで心強く思ってくれるはずです。
また、ご家族の理解が得られれば、ただの彼女という立場でもご家族と同様の立場で彼氏のそばに居ることができるようになります。
お互いに出来ることを具体的に話し合い、彼氏との接し方も統一しておくと、さらに彼氏のサポートが万全にできることでしょう。
まとめ
癌はすでに不治の病ではありません。
適切な手術や治療を受ければ、生存率も高くなり、そしてその後、健康な人と同じように素晴らしい人生を歩んでいる人も数多くいます。
彼氏から打ち明けられたときには目の前が真っ暗になるような衝撃を受けることでしょうが、その時におろおろするのではなく自分の心を冷静に見つめ、そして支えていくと決めたのなら彼氏のご家族とも協力してサポートしてあげましょう。