恋愛で妥協して付き合うのはあり?妥協した女子の本音と付き合うメリット
- 2016/9/30
- 恋愛トラブル
誰にでも、恋人に求める理想や条件は少なからずあるものです。
優しい、かっこいい、背が高い・・・様々な相手に求める条件は数えだしたらキリがありませんが、「ここだけは絶対に譲れない!」という条件は必ずあることでしょう。
しかし、誰もが自分の理想や条件にぴったりの相手と付き合うわけではありません。
恋愛では往々にして「趣味じゃないけど」「それほど好きじゃないけど」付き合うという妥協恋愛を選ぶこともあります。
そこで本記事では、恋愛で妥協して付き合うのはあり?無し?という事について考察していきます。
1.妥協して付き合う理由
特に好きでもない相手に告白された時に「まぁいいか」と付き合った経験がある女性は、ある調査によると約3割を占めるそうです。
その理由として、
・本当は別にすごく好きな人がいるけれど、その人が手に入らないから。 ・周りの友達はみんな彼氏持ち。自分ひとりが「ぼっち」なんていやだから。 ・なんとなく寂しいから。 ・好きになった相手より、好かれた相手と付き合ったほうがラクだから。 ・告ってきた相手の条件が良かったから。 |
など様々のようです。
このように「仕方なく」「ほかにいないから」となんとなく諦め半分の響きがある「妥協恋愛」ですが、考えようによってはそれほど悪いものではありません。
2.妥協の中にも評価あり
人によって、好きな人の代わり、見栄、孤独を紛らわせるためなど妥協して付き合う理由は異なりますが、ここでよく考えてみましょう。
たとえば、告白してきた相手が低身長のブサメンだったら、寂しいからといって交際をO.Kしますか?
あるいは、常に「お金がない」と言っているような男性、女性とのトラブルが絶えない男性だったら?
断固、「No!」一択。絶対に、交際しませんね。
誰だって「彼氏が欲しいから」等の理由だけで、自分が許容できない男性と交際しようとは思わないはず。
つまり、自分が付き合いを了承している時点で、その相手に「妥協してもいいかも」と思える良さをすでに見出しているのです。
それは自分にとっては好ましいものであり、いいなと思える彼の長所です。
言い換えれば、「ベスト」でなくても「ベター」だから交際しているのであり、それは「妥協」というよりも「新たな選択肢」を自分が彼の中に見つけているということなのです。
3.相手に誠実か?
「妥協で付き合う」場合に気を付けたいのが、相手に対して、自分は誠実であるかどうかです。
自分は妥協しているつもりでも、相手は真剣に自分のことを好きでいてくれる男性。
その相手に対し、本当はそれほどまだ好きでもないのに調子を合わせて欺くのは不誠実そのものです。
それは女性として以前に人間として「ナシ」ですね。
まだ自分がその恋愛を「妥協」と言って本気になって向き合えないのなら、そのことは相手にきちんと伝えて、その上で好きになれるかどうかの確認の時間が欲しいと伝えておくことが大事です。
そうすれば、相手に対して誠実ですし、自分の中にある罪悪感やプレッシャーも軽減されるはずです。
4.「妥協で付き合う」はメリット盛りだくさん
しかし、妥協で付き合うといっても、意外とその交際にはメリットが数多くあります。
たとえば、恋愛は自分の趣味や条件・理想を最優先してしまうと、本当に自分に合う相手を見失う可能性があります。
視野が狭くなり、趣味じゃないというだけで素晴らしい相手に気付かなくなることも多いのです。
しかし、「妥協」と称してあえて自分の好みではないと思っていた相手と付き合うことで、客観的に男性を見ることが出来、冷静に自分との相性を考えたりするなど、恋愛力や判断力を鍛えることができます。
ほかにも、自分主導の恋愛ではないのでマイナスからのスタートとなり、最初はあまり乗り気になれないことも多いことでしょう。
が、妥協から始まった恋愛は、「こんな良いところがあったんだ」「意外とイケメンかも」とどんどん相手の良さを知るたびに加算されていく加点方式の恋愛になりやすいので、相性が良ければ予想以上に長く続くことも多いようです。
自分が好きになって始まった恋愛だと、相手のマイナス面を見てがっかりする減点方式になってしまう女性にはオススメです。
実際に、妥協によって始まった恋愛について結果的に良かったと答えた方と悪かったと答えた方はほぼ半数という調査結果も出ています。
恋愛小説や漫画にあるようなロマンチックな始まり方でなくても、自然と付き合っているうちに相手の素晴らしさに気付いて逆に自分の方が相手を大好きになったり、良い影響を受け学ぶことが多かったりすることも少なくありません。
中には、妥協で付き合い始めた結果、結婚して幸せに暮らしているという方も珍しくないようです。
まとめ
以上、妥協して付き合う女子の本音とお付き合いする事によって得られるメリットをご紹介しました。
このように、そのベースにはちゃんと相手を評価し認める部分があるということを自覚すること、そして相手に誠実に向き合うように努力すれば、「妥協して付き合うのは全然アリ」です。
恋愛は、自分の好みや理想が先走り、それに沿わない男性を「食わず嫌い」で恋愛の対象外認定してしまうことも多々ありますが、それは自分の幸せを自分で手放していることと一緒。
しかし「妥協」の名のもとに、自分の趣味ではないと思った男性と付き合ってみると良いことも学ぶこともおおいはずです。
「妥協」の悪い面ばかりを見るのではなく、良い面を見てみると、「妥協」の恋愛も意外といいものですよ。