別れたあとのSNSはどうする?削除やブロックはするべき?
- 2017/8/25
- 恋愛トラブル
付き合っている最中は便利で役立つツールだったSNS。
しかし、扱いに困るのが別れた後です。
色々な「楽しかったころ」「ラブラブだったころ」の二人の思い出が詰まっているSNSは、まだ別れた傷が生々しい時期には痛みを呼ぶだけのもの。
かといって、確かにあったかつての時間・足跡を全くないものにしてしまうのもつらい・・・というジレンマに誰もが陥ることでしょう。
そこで今回は、別れた後にSNSをどうするか?削除やブロックするべきか?について考えてみましょう。
1.SNSは思い出の宝箱
SNSのなかでも特にカップルで活用している人が多いのはLINEでしょうか。
時間を気にせず、人目も気にせずできる二人だけのトーク履歴は膨大なものとなることでしょう。
またお互いの写真や二人の写真、動画をアップしたりして、まさに二人の恋の歴史が詰まった宝箱といっても過言ではありません。
しかし、時とともに人の心や状況は変わり、これまでのように付き合うことが出来なくなった時、その宝箱は逆に二人を縛る重い枷に早変わり。
別れてしまった、さてSNSをどうしよう・・・と考えた時、他の人たちはどうしているのでしょうか?
あるデータによると、別れた後のSNSで相手をブロック・削除する人はそれほど多くないようです。
LINEの場合はせいぜい非表示にしておくなど、全く相手との関係をゼロにするのではなく、ひとまず”目につかないようにしておく”ことで時間を置こうという対処をする方が多数派です。
LINEで相手をブロックしてしまうと、もし元彼から連絡がきたときに自分も気付きませんし、相手もずっと未読状態が続くことで「ブロックされているな」と勘付いてしまうおそれが高くなります。
もし、こちらに復縁の意思がある場合、自分からその可能性をつぶしてしまうことにもなるなど、ブロックすることはハイリスク。
それよりも、少なくとも相手からメッセージが入ったことがわかる上に、忘れ物の連絡などやむを得ない話など内容によっては返事をすることもすぐにできる非表示にしておくようです。
履歴に関しても、自分が削除しても相手側には履歴が残っているので、わざわざ消さなくても見なければいいだけと非表示にしたままにしている方が多いようです。
2.大事なのはこれから先のこと
便利で手軽なSNS。
そこには二人の付き合っていた歴史がぎっちり詰まっています。
それは今となっては過去のことですが、その時点では偽らざる本当の自分の気持ちであったことでしょう。
振られたり、裏切られて傷つけられて終わった苦しい恋なら、そんな歴史も今は辛いだけのものですが、時間が経てば「そういう恋もあった」と穏やかな気持ちで振り返ることができるようになることも多いですし、その経験が自分を成長させてくれたと感謝の気持ちを抱けるよう時がくるかもしれません。
また、別れた直後の今感じているその痛みも悲しみも、付き合っていたころの喜びや楽しさもすべて人生においては単なる通過点でしかありません。
それがあったからこそ、次の新しい自分や新しい出会い、新しい世界を見つけることができるのです。
そんな大事なものを、別れた直後の一時的な感情の高ぶりで削除したりブロックしてしまうのはやはりもったいないと思いませんか?
SNSの履歴はデータなので残しておくことはそれほど大変ではありません。
逆に言えば削除するのもとっても簡単です。
しかし、一度削除してしまうと、バックアップをとっていなければ全くSNS上は自分側ではそれらは”なかったこと”になってしまいます。
今は生々しく辛いSNSかもしれませんが、あえて感情に流されず、削除やブロックなどせずにとっておくことをお勧めします。
まとめ
以上、別れた後のSNSについて様々な意見をご紹介しました。
恋愛には賞味期限があるといわれますが、それはSNSの内容を見ていてもよくわかることでしょう。
文字や写真だからこそ、逆に如実に二人の心の変化や関係の変化がわかりやすいかもしれません。
そんな二人の時間が詰まったSNSを、別れた後にどうしようか?と思ってしまうのは当然ですが、大事なことは、それらの経験やSNSの履歴全てが今までとこれからのあなたにとって必要かつ大事なものであったということを忘れないことです。
傷つけられた、腹を立てた、悲しい思いをさせられた…などネガティブな感情だけで動かないように。
削除やブロックなどしなくても、あなたが見なければよいだけ。
いつかそのSNSも穏やかな気持ちで振り返ることができる時がきっときますよ。