出来ちゃった結婚を反対する理由と親を説得する方法
- 2015/10/6
- 結婚
現在ではそれほど珍しくはない「出来ちゃった結婚」ですが、親御さんの考え方や年代によっては「どうしても受け付けられない!」と強く反対されることもまた少なくありません。
「せっかく授かった命だから、順序が逆でも絶対に産みたい!」
「彼と赤ちゃんの3人で素敵な家族を築きたい!」
という気持ちと、親に反対され、辛く苦しい気持ちの板挟みになることもあるはずです。
もしも、あなたが出来ちゃった結婚を成立させたいなら、親にきちんと認めてもらう必要があります。
勘当状態で祝福もされずに結婚するなんて嫌ですよね?
今回は出来ちゃった結婚を反対する親を説得する方法をご紹介致します。
1.親がデキ婚を反対する理由
双方に結婚する意思の有無があるかどうかにかかわらず、妊娠が発覚したことで結婚することにした場合、何よりも問題となるのが親(とくに女性側)の反対です。
これまで大事に育ててきた女性の親からすれば、いくら信頼できる男性と堅実な付き合いを経た上での結婚でも寂しく反対したいものなのに、それらをすっとばしていきなり妊娠や結婚などというのは簡単には受け入れることができないものでしょう。
出来ちゃった結婚を親が反対する理由として
・倫理的に許せない ・ちゃんと順序を踏まない男性のだらしなさや理性の無さが許せない ・子供が子供を産んで育てて大丈夫なのか ・経済的にやっていけるのか ・デキ婚は離婚率が高い |
等が挙げられます。
いくら出来ちゃった結婚を「授かり婚」「おめでた婚」と言っても、やはり現実は婚姻届けを提出する前の妊娠という事実は変わりません。
上記の理由をもって親が反対するのは当然と考え、自分たちの非を素直に認め、「自分たちならちゃんと親を安心させることができる」ということを示さなければ、親の反対を賛成に変えることはできません。
2.伝える順番
結婚というのは当事者二人だけの問題ではなく、双方の家も関わってくる問題です。
ですが、妊娠ナシの結婚ではなく、妊娠アリの結婚はさらに複雑で困難なものになることは覚悟しておきましょう。
女性の親への挨拶は、出来ちゃった結婚の最大の難関といっても過言ではありません。
まず、男性の親よりも、女性の親に結婚の意思と妊娠を伝えるようにしましょう。
事前にご挨拶に伺いたいことを女性の親に伝えてもらい、都合の良い日を指定してもらって、正装をしていきます。
当日、女性の親に挨拶をするときには、「結婚したいという希望」を伝え、その後に「妊娠」の事実を伝えましょう。
決して「妊娠」を先に伝えてはいけません。
そんなことをしたら「妊娠したから責任を取って結婚するのか!」と女性の親を激怒させること必至です。
もともと結婚する気がなかったとしても、絶対にこの順番を守ってください。
できるなら自分の家族の中に事前に味方を作っておくと良いですよ。
3.感情的にならないようにする
女性側の親としては、大切にこれまで育ててきた最愛の娘を、結婚という形をとる前に妊娠させた男性は、どんな仕事に就いていようが、お金持ちであろうが、許せるものではありません。
そのため、彼が挨拶に来たときに、父親や兄弟にボコボコに殴られたというケースも決して少なくないようです。
ですが、とにかくひたすら謝るしかありません。
それは、妊娠させた男性側にとっての義務であり責任です。
妊娠は男性側だけの責任ではなく女性も含めた二人の責任ですが、そんなことは決して口に出してはいけません。
ひたすら謝る姿勢を見せ続け、「彼女を一生涯にかけて大切にすること」、「おなかの子供もしっかり育てること」を伝えてわかってもらわなければ、出来ちゃった結婚に対する親の拒否反応を消すことはできません。
殴られ、罵られ、追い出されるなどしても、とにかく冷静に話して謝り続けること。
これが最も大事なことです。
4.親の話をしっかり聞き、応える
出来ちゃった結婚に根強い不安と不信を感じている親には、冷静に話しても簡単にわかってもらうことはほぼ無理かもしれません。
だからこそ、怒りが多少収まった時にはとにかく親の言い分をしっかり聞くようにしましょう。
親が猛反対する理由を聞き、それに対して誠実に答えることがとても大事です。
親が怒るのは、娘が可愛いからです。
大事な大事な、大切に育ててきたかわいい我が子だからです。
「出来ちゃった結婚を親に反対された!」
と怒るのではなく、それだけ自分が愛され、大切に思われている証拠と考え、その思いに応えられるよう、親の話をしっかり聞きましょう。
その上で、
・自分たちがお互いに大切に思いあっていること ・幸せになれるよう二人と赤ちゃんで頑張ること ・経済的にもちゃんとやっていけるよう計画していること |
など、具体的に二人でわかってもらえるまで何度も親に伝えることでしか、出来ちゃった結婚の親の反対を覆すことはできませんよ。
まとめ
以上、出来ちゃった結婚を反対する親を説得する方法をご紹介しました。
出来ちゃった結婚では、甘い新婚生活など無く、すぐに妊娠・出産・育児に追われる毎日になってしまいます。
特にその負担は女性側に重くのしかかってきます。
今では珍しいものではなくなったとはいえ、やはり親としては不安が付きまとい、子の幸せを考えれば考えるほど反対したくなるのも当然。
そんな親を説得するのは、誠実な態度と幸せに暮らす自分たちの姿だけです。
「反対されたからもういい!」
と開き直るのではなく、時間が掛かっても賛成してもらえるように粘り強く説得することが、その後の夫婦や子供の幸せのために必要不可欠ですよ。