恋愛のトリセツ

自分のことを褒められれば、誰でもうれしいものです。

褒めてくれたのが気になる男性ならなおさら。

声を掛けられるだけでもうれしいのに、それが褒め言葉だったら天にも昇る気持ちで有頂天になることでしょう。

しかし、男性が女性を褒める心理を見てみると、手放しで喜べるものばかりではないようです。

そこで本記事では、男性が女性を褒める心理についてみていきましょう。

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１．関心・好意がある

男性が女性を褒める時、その女性に対する関心や好意があることが少なくありません。

ただ、「優しいね」「かわいいね」などの誰にでも掛けられるような漠然とした一般的な褒め言葉の場合はそれほど深い意味がないことも多いので注意が必要。

しかし、「あの時、声を掛けるなんて優しいね」「今日のあの対応は見事だったね」など具体的なポイントを挙げて褒めてくる場合は、脈アリ。

なぜなら、具体的に褒めるということは、普段からその男性があなたのことをよく見ているという証拠だからです。

きっと、普段からその男性の視線や態度から好意を感じていることも多いはず。

言葉の内容が具体的、かつ「あなたのことをちゃんと見ていますよ」というさりげないアピールを感じる褒め言葉だった場合は、かなり脈アリと見て良いでしょう。

２．下心

男性は、アプローチの一つの方法として褒め言葉を使うことも多々あります。

「優しいね」「かわいいね」「気が利くね」など、誰にでもすぐに使えるような褒め言葉だった場合は要注意。

恋愛感情ではなく、下心のみで褒め言葉を使ってあなたに気に入られようと取り入っているだけかもしれません。

あるいは、あなたが自分に気がありそうだから、褒めておいたら口説きやすくなるかもという打算があるのかも。

そういった男性はほかの女性にも同じように声を掛けているはず。

褒め言葉という釣り針をたくさん投げ入れ、そこで誰かが自分になびけばラッキー。

そうでなければ仕方がない程度の考えでしかないことでしょう。

そんな不誠実な相手の褒め言葉をまともに受け取って「この人、わたしのことが好きなのかも」とふらふらと引き寄せられては絶対に後悔します。

見極め方法は、抽象的な内容と他の人にも言っているという2点です。

誠実さや真心のない褒め言葉にはよくよく気をつけましょう。

３．社交辞令

男性の中には、照れずに女性を褒める方もいますね。

「優しいね」「よく気が付くね」「今日の洋服、とても似合ってるね」など、耳あたりの良い言葉をよく口に出す人です。

これは、他人との無用なトラブルや問題を避けるため・人間関係をスムーズにするために、なるべくポジティブで相手を不快にさせない言葉で接しようと考えている大人の男性に多いタイプ。

また、面倒なことになりそうだなと思ったら、とりあえず褒めておけばいいという処世術であることも。

当然のことながら、そこには相手に対する特別な恋愛感情や下心は一切ありません。

その証拠に、その男性は、女性だけでなく男性にも同じように褒め言葉を多用して接していることでしょう。

人間関係をそつなくこなすことができる大人な男性は必然的に男友達や同僚・上司・後輩などから好かれるので、このタイプはわかりやすいはず。

社交辞令で笑顔でさらっと褒める言葉を口に出せる大人な男性には、脈アリ？など考えるだけムダ。

謙遜せず「ありがとうございます」「一層努力します」などの対応で十分です。

４．応援したい

男性の中には、相手を応援したくて褒める人もいます。

不器用だけれども精一杯頑張っている女性、自分に自信がなさそうな女性を「褒めて伸ばしたい」と、サポーターあるいは名コーチの気分で褒めるというケースです。

この時点で、あなたに対する好意はそれほど高くありません。

しかし、自分が声を掛けることであなたが自信を持ち、さらに頑張る姿勢を見て、その気持ちが恋愛感情に変わっていくことは珍しくありません。

その相手の男性を好きならその気持ちに応えられるようさらに頑張ってみましょう。

５．素直に感嘆

男性からの褒め言葉の中には、その女性のことを素直に「すごい！」と思ったからこそ生まれた褒め言葉ということもあります。

例えば仕事で鮮やかにトラブルを回避した、スポーツですごい結果を出した、普段の生活で尊敬すべき対応をしたなど、「女性として」というよりも「人間として」尊敬や賞賛したいという気持ちが生まれ、心からの褒め言葉が生まれたのでしょう。

その場合も、「ありがとうございます」と素直に受け取るとさらに好感度も上がるはず。

まとめ

以上のように、「褒める」＝「脈アリ」とは必ずしも言い切れず、逆に社交辞令や下心などのほうが多数派ということはお分かりいただけましたか？

褒めてくれる人には自然と自分も好意を持ちやすくなりますが、男性に褒められたからといってそれだけで安易に恋愛に直結させるのは早計。

男性が褒める心理にはいろいろあるので、褒められてもそれほど深く考えずに受け取っておくようにしましょう。

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