「カモフレ」とは?意味と作り方を解説!メリットはあるの?若者に急上昇中の理由とは?
- 2017/10/2
- 出会い
・恋人は欲しい! ・ぼっちは寂しいしかっこ悪い・・・ |
かといって、
恋愛関係になった相手のご機嫌をとったり、連絡をしないと怒られるなど恋人を持つことで悩まされるかもしれない煩わしさは抱え込みたくない。
そんな思いを持った方たちが作り始めているのが、おいしいとこどりの「カモフレ」です。
では、「カモフレ」とはどんな関係なのか?
そして、カモフレを作ることによってどのようなメリットがあるのか?
本記事では、「カモフレ」の意味と作り方についてわかりやすく解説していきます。
1.「カモフレ」って?
「カモフレ」は「カモフラージュフレンド」のこと。
簡単に言えば「恋人」のふり(カモフラージュ)をする友達のことです。
周りから見れば「恋人」にしか見えない二人。
しかし、お互いの現実的な関係性としては「友達」なので、そこに友情以上の特別な感情はありません。
そのため、相手に束縛されたり、浮気や心変わりに不安を抱いたりすることがないなど、恋愛にありがちなネガティブな状況や感情に振り回されることなく気楽に付き合えることが一番のメリットです。
また、例えばクリスマスのイルミネーションやバレンタインのイベントなどのデートスポットに出かけたいけれど一緒に出掛けてくれる彼氏がいない、そのために彼氏を今から作るのも面倒くさい、おひとり様や同性の友達グループで参加するのはなんだか惨めっぽくてためらわれる・・・という場合、お互いに恋愛感情を絡めず仲良く出かけられる異性の友達がいたらとても都合がよいですね。
このように、他の人に「この人、恋人もいない寂しい人なのね」と憐れみの目で見られたくない、同性・異性の友達に見栄を張りたいという人の願望もかなえられるのも「カモフレ」のメリットの一つ。
そのほかにも、しつこく言い寄ってくる異性からの防衛手段、あるいは恋愛する気分にならない恋人不要モード期の虫よけ、つらい恋を引きずって心の傷が癒えていないときのリハビリなどとして「カモフレ」を利用している人も。
要するに、「無理をしたくない」「おいしいところだけ欲しい」と自分の負担は極力減らしつつお互いが必要な時に必要なだけ利用しあっている関係が「カモフレ」といえるでしょう。
2.「カモフレ」の関係は?
では、いったい「カモフレ」とは具体的にどんな関係・どこまでの関係なのでしょうか?
実際、「カモフレ」として一緒にお出かけをしたり、食事に行ったりして「恋人気分」を味わうのが一般的。
肉体的な接触といっても、手をつなぐ・ハグする程度といわれています。
場合によっては、「ソフレ」と同じように添い寝までする「カモフレ」も。
ただ、お互いに異性とお出かけしたりする楽しさは思いっきり享受したいけれど、嫉妬や猜疑心や独占欲など恋愛の面倒くさいところはノーサンキューという考えなので、感情が絡みやすくなりやすい肉体関係など深い関係を「カモフレ」で結ぶことはまずないようです。
ただ、なかにはレアケースとして肉体関係を結ぶ人もいます。
そうなると「カモフレ」と「恋人」や「セフレ」との違いがあいまいに。
「カモフレ」は恋愛感情がないので「恋人」ではなく、恋愛感情はないけれど友情とセックスはあるので「セフレ」でもありません。
つまり、「カモフレ」は今までにない新しい男女の関係といえるでしょう。
3.「カモフレ」の作り方は?
「カモフレ」の作り方は意外と簡単。
自分と同じように、恋愛が面倒くさい、でも楽しいことは目いっぱい楽しみたいという仲の良い異性を見つければよいのです。
「気が合う」「話が合う」「沈黙しても気にならない」という異性の友達を作り、その人に彼女や好きな人がいなければ自分から「カモフレ」を持ち掛ければ、想像以上に簡単に「カモフレ」ゲットとなることでしょう。
また、「カモフレ」を求めているということをオープンにして、自分と「カモフレ」になりたいという異性を募ることも一つの方法です。
まとめ
以上、カモフレの意味や作り方などをわかりやすく解説しました。
まだまだ歴史も認知度も低い「カモフレ」ですが、上記の意味や関係性をみるとメリットばかりで「いいな」「作ってみようかな」と思う方も多いことでしょう。
これからどんどん「カモフレ」が増えるかもしれませんね。
しかし、その前にちょっと「カモフレ」を持つことで起こりうるデメリットも考えてみましょう。
都合の良い関係を持ってくれる「カモフレ」は、恋愛に不可避な様々なネガティブな感情を持つことなくおいしいとこどりさせてくれる便利な存在です。
ただ、それに慣れてしまうと、本当に誰かと恋愛関係を築きたいと思ったときに「カモフレ」とのお手軽さだけだった経験がプラスに働くことは決してないでしょう。
あるいは、「カモフレ」がいる時にあなたに好意をもっている人が周囲にいた場合、その人は一緒にいる男性が「カモフレ」とはわからないわけですから、「仲の良い恋人がいるのか」と諦めてしまい、知らない間に運命の相手を逃してしまう可能性も。
また、付き合っているうちにお互いの感情が変化して関係がこじれることも考えられます。
このように「ぬるま湯」につかっているような関係でいられる便利で都合の良い「カモフレ」は、メリットもあればデメリットもある関係です。
「カモフレ」を作りたいというなら、その点を重々自覚してから作るようにしましょう。