どうしてタメ口をきいてくれないの?会話する時いつも敬語で話す男性心理
- 2016/6/29
- 男性心理
知り合ってけっこう時間も経つのに、いつも話すときは敬語というタイプの男性もいます。
敬語は相手を敬う心から使うものですが、時には自分の本音を押し隠すため、相手に本心が伝わらないようにするためにバリアとして使われることも多いようです。
そのため、敬語で話されると丁寧だけれど心理的に距離をわざと置かれているような気がして、もっと仲良くなりたいのに近づけないと感じてしまう女性もいらっしゃることでしょう。
つまり、敬語が壁となってしまうことも考えられます。
そんな敬語で話す男性を攻略するには、何故敬語を使っているのかという心理を知っておくことが大事。
そこで本記事は、会話をするときに敬語を使う男性心理について考察していきます。
1.好きな気持ちを抑えている
ほかの女性には自然に会話しているのに、自分の時だけ敬語を話されると「嫌われているのかも?」と不安に感じた経験はありませんか?
でも、安心してください。
ひょっとしたら、いつも敬語を使う彼は、意中の女性を前にすると緊張してうまくしゃべることが出来なくなり、敬語になってしまうというシャイな男性であるかもしれません。
この場合、「目は口ほどにものを言う」との諺にあるように、男性の目を見ればそこに隠されている心理が好意なのかどうかは明らかです。
話しているとき、敬語だし目も合わせてくれないという場合は、その男性の普段の目線をさりげなくチェックすると良いでしょう。
男性のほうから話しかけてこないし、話しかけたら敬語になるけれど、離れたところから気が付けばいつも自分を見ているという場合は、それはもう確実に好意が隠されています。
その場合は、強気でガンガン押していくと良いでしょう。
そして自分も男性に好意を持っているということをさりげなく伝えていけば、恋のゴールもきっと近いはず。
2.牽制している・敬遠されている
好きバレしていたり、なんとなく特別の好意を抱かれていることに相手の男性が気付いている場合、「あなたと親しくなる気はありませんよ」「アプローチしてもムダですよ」ということを、敬語を使って心理的な距離を作って牽制している可能性もあります。
あるいは好意とは真逆の感情を抱いていて、それを遠回しに敬語を使って伝えていることも。
一見、冷たく酷い態度のように見えますが、そのように脈なしであることを、言葉を使って伝えてくれる男性は、ある意味、律儀で真面目なタイプ。
そして白黒をはっきりつける性格であり、相手に無駄な期待を持たせないようにする点では誠実な性格であるとも言えます。
この場合、その男性はもうあなたとの関係の距離感を「ここまで」ときっちり決めてしまっているので、それ以上無理に近づこうとすると、次は確実に拒絶という態度に出てくることでしょう。
まだ敬語で距離を置かれているうちに、気持ちを整理し、別の男性に目を向けた方がよいかもしれません。
3.距離感を掴めない
コミュニケーション能力が低く、周りの人との距離感がうまくつかめないタイプの男性も、「敬語なら失敗はない」と常に敬語を使います。
人との距離感を掴むのが上手な人は、敬語もため口も使いこなして、相手との関係性、そのシチュエーションなどに応じて臨機応変に使い分けることができることでしょう。
しかし、それがわからない人や出来ない人は、「とりあえず敬語をつかっとけ」という意識で敬語がデフォルトになっているのです。
たしかに敬語なら誰に使っても失礼にならないし、相手からは「丁寧な人」と思われるので、どっちに転んでも損はありませんよね。
そのため、このような心理で敬語を使う男性には、「いつまで経っても敬語で話される」と一人でもやもやするよりも、直接本人に「もっとフランクに話してよ」「敬語ばっかりってちょっと寂しいよ」とストレートに伝えた方が近道ですよ。
4.クセ・習慣
しつけの厳しい家庭に育った男性や育ちの良い男性の中には、他者に対して一定の礼儀を欠かさないようにという意識が身に沁みついていて、話すときには常に敬語になるという方もいます。
それは相手を拒絶している、距離を置いているというわけではなく、本当に習慣やクセとなっているので、本人に悪気は一切ないのです。
そんなタイプの男性は、特定の人だけでなく誰に対しても同じように会話をしているので、「そういう人なんだな」と割り切るようにしましょう。
ですが、さすがにそんな男性も、家族や恋人にまでは敬語を使うことはありません。
ということは、まだまだあなたはその男性の懐に入り込めていないということ。
一気に距離を詰めようとすると「不躾な女性だな」と敬遠されてしまうので、敬語口調にめげずに少しずつ距離を縮めていくようにしましょう。
まとめ
以上、いつも敬語を使う男性心理について考察してみました。
一言で敬語といっても、本当に相手を尊敬していて使う場合、目上や年上だから使う場合、自分の本心を隠すためのバリアとして使う場合など様々あります。
特に自分の本心を隠すバリアの役目で敬語を使う男性が相手の場合、彼の隠された心理(好意・嫌悪や牽制)をしっかり見極めることが大事。
それは会話の内容、相手の表情や雰囲気などをよく見れば自然と伝わってくるはずです。
敬語を使う相手とは、その人との距離感や関係もしっかり判断し、上手にアプローチしましょう。