結婚前提の付き合いとは?その期間と注意点、そして3つのやっておくべきこと
- 2018/4/13
- 結婚
ある程度の年齢になると、漠然としていた「結婚」について具体的に意識するようになることでしょう。
恋人選びにも、単純な好き嫌いだけでなく、結婚相手としてふさわしいかどうかという判断基準が入ってくるのも当然です。
結婚する前の段階である婚約、婚約の前の段階である結婚前提のお付き合いをし始めるのも、結婚を意識し始める年齢ならよくあること。
とはいえ、実際に「結婚前提で付き合って」と言われた時、具体的にはどういうものかよくわかっていないことも多いですね。
そこで今回は、結婚前提の付き合いって?その期間と注意点、そして3つのやっておきべきことについてご説明しましょう。
1.結婚前提の付き合いって?
まず、結婚前提の付き合いとはどういったものなのか、みてみましょう。
簡単に言えば、「結婚相手にふさわしいかどうか見極めるお試し期間のようなもの」。
もちろん相手への好意はあります。
好意があるからこそ、結婚相手の候補になりえたのですし、結婚について前向きに考えられているのも確か。
しかし、逆からいえば、付き合っている最中に「結婚相手としてふさわしくない」と思われてしまえば、そこで二人の関係もなくなるということ。
そう考えると、「結婚前提で付き合って」と男性から言われることは、うれしく誇らしい反面、相手に見限られないように毎日が気を抜けない日々の連続となると考えて良いでしょう。
ちなみに、「結婚前提で付き合いたい」と言われても、あなた自身に「まだまだ結婚する気はない」「結婚する気はあっても、この男性とはありえない」というなら断るべき。
相手の男性はあなたを第一候補として現時点で考えて告白しているのですから、それに応える気がないなら相手のためにも交際はお断りした方がよいでしょう。
2.「お試し期間」だからこその注意点
期間の話に入る前に、まず注意点をみておきましょう。
「結婚前提で」と交際を申し込まれ、あなた自身も彼といずれは結婚したいと思っているなら、
・相手との相性 ・将来のこと ・家族のこと |
を常に念頭に置いて交際することになります。
この点が、具体的に結婚を意識しないで付き合うこととは大きく異なります。
相手の男性は、常に結婚相手となるかもしれないあなたの性格や考え方、常識などをチェックしていることでしょう。
結婚とは何気ない毎日を一緒に過ごしていくということ。
人生を共に歩むパートナーとしてふさわしいかどうかを常にみられています。
また、将来的に親族となる親やきょうだいのことなど家族のこともチェック対象となっています。
つまり、普通に付き合っていて「この人と結婚したいな」「一緒に過ごしていきたいな」という気持ちが自然に生まれて結婚を決めるカップルとは、付き合い方が少し変わってくるのです。
最初から「結婚前提で」と告白してくる男性はよく言えば堅実派で計画的な男性ですので、その男性の結婚に対するイメージや理想の女性像と異なっている場合、交際がうまくいかなくなる可能性も高いといえます。
特にこの3点は必ずチェックされているので、気を付けて。
その男性と結婚したいなら、つねに相手の表情や雰囲気などをよく見て、あまり彼の考えから外れないように気を付けましょう。
3.期間は?
次に、結婚前提の付き合いの期間についてですが、長ければ長くなるほど、結婚は遠のくのでご注意ください。
「長すぎた春」という言葉のように、最初から「結婚」を意識してはじまった交際とはいえ、「結婚」が確約されているわけではありません。
結婚は、勢いやタイミングも大事。
相手の男性の「結婚前提で」という言葉を信じて、ずっと付き合っていても、お試し期間が長すぎるとかえって「結婚」できなかったというケースも少なくありません。
そのため、「結婚を前提で」と言われたなら、最初に具体的にどれくらいの期間を考えているのかを聞いておきましょう。
最初に聞きそびれたなら、二人の関係がある程度落ち着いた頃に改めて尋ねておいてください。
男性の中には、どうしても付き合いたくて、女性の安心感を得るために、本心では結婚するつもりがなくても「結婚前提」という人もいます。
また、本当に結婚を意識していても、タイミングがつかめず、言い出し辛くてそのまま・・・・という男性もいます。
そのため、男性の本心や決意を確認するために、期間を明確にしておくのは重要ですよ。
ただ、男性に最初、あるいは改めて聞き辛いと躊躇してしまう女性もいることでしょう。
しかし、最初に男性の方から「結婚前提で」と言い出してはじまった交際なのですから、あなたが「どれくらいの期間?」と聞くのは当然の権利ですので堂々と聞いてください。
目安としては1年~2年以内くらいを考えておくとよいでしょう。
4.交際中にしておくべきこと
「結婚前提で」と始まった交際が順調なら、その間にしておくべきことが3つあります。
・親と会っておく
まず、なるべく早めに相手の親と会っておくこと、そして自分の親に会わせておくことです。
お互い、結婚を考えての付き合いなのですから、そうして覚悟をお互いに示すことで安心感を与えられますし、周りからのバックアップや応援も受けやすくなります。
相手の親を知ることで、結婚後に家族としてやっていけるかどうかを見ることもできます。
また、相手の親に知ってもらうことで、受け入れてもらいやすくなるというメリットもあります。
・長期旅行に行く
交際期間中にぜひしておきたいのが、二人で長期旅行に行くことです。
結婚はなにげない日常の連続ですが、時にはハプニングが起こることもあります。
そういった非常時の際の対応や、二人だけという環境の中で相手の能力や本性をしっかりチェックしておきましょう。
旅行の中で、意外とパニックに弱い、計画どおりにいかないとイライラしだす、二人っきりになると何もやらないなど、普段の付き合いの中ではわからなかった相手の一面に気づくことも多いですよ。
そこで嫌いになったり「無理かも」と思うかもしれませんし、逆に、「この人、いつでも頼りになるんだ」「ぐいぐい引っ張ってくれて素敵」など改めて惚れ直すこともあります。
どちらにしても、結婚を前提に付き合っているならなおさら、結婚前には二人きりで長期の旅行に行って、非日常の中でどんな関係を築けるかを確認しておくのは決して無駄ではありません。
・お金の問題
また、結婚を前提として付き合うなら、お金の問題は切っても切り離せません。
共働きの家庭は増えていますが、結婚したあと、何が起こるかわかりません。
最初から女性の稼ぎを期待して計画を立てているような男性はちょっと不安。
妊娠や出産、育児で働けなくなる期間は子供の人数分長くなりますし、男性の中にはその認識がない人もいるので明確にしておきましょう。
同時に、金銭感覚もしっかりチェックしておくことも忘れずに。
自分の趣味には際限なく投資する くせに自分以外の人にお金を使いたがらない、浪費癖、ギャンブル癖などがある場合は要注意。
話し合って改善できるレベルなら問題はないけれど、彼が注意しても直す気がない場合は赤信号です。
まとめ
以上、結婚前提のお付き合いについての注意点ややるべき事等をまとめました。
「結婚前提に付き合ってください」と告白されたら、うれしいものですね。
それだけ自分のことを真剣に考えてくれているんだ、本当に好きでいてくれるんだ!と誇らしい気持ちになる女性も多いことでしょう。
しかし、ちょっとお待ちを。
「結婚前提」つきの告白は実はそんな単純なものではなく、通常の交際以上に責任と緊張が伴う告白なのです。
それを受け入れるなら、あなたもしっかりと覚悟が必要です。
今回ご紹介した注意点と期間、交際中にしておくことを忘れないようにしましょう。
そうすれば、結婚前提の付き合いが婚約になり、そして結婚となるのも時間の問題ですよ。