新人歓迎会のあと上司に二次会誘われた時の断り方と注意点
- 2017/2/25
- 女子力アップ
新入社員にとってドキドキの入社式のあとは新人歓迎会とイベントが目白押しの4月。
新しく入った仲間をおもてなしする新人歓迎会への新人の出席は当然のことですが、その後の二次会まで誘われるのはちょっと・・・という方も増えています。
二次会に誘われたときに可能ならば参加したほうがその後の人間関係にもプラスに作用すると思われます。
が、嫌だった場合は、二次会は強制ではないので無理に参加する必要は建前上はありません。
しかし、歓迎会が終わった後に抜け出そうと思っていたところ、上司につかまり、二次会に誘われたら大変!
「行きたくないけれど、上司だし、でもやっぱり行きたくないし・・・」。
そんな時こそ役立つ、角を立てずに断るコツがあります。
そこで本記事では、新人歓迎会で上司に二次会に誘われたときの断り方と注意点についてご紹介致します。
1.会社によって異なる二次会のとらえ方
新人歓迎会は、会社に入れば必ず行われる行事です。
例年、歓迎会の担当になった社員の方が企画し、予約など忙しい仕事の合間に準備をして開催されることでしょう。
また、二次会のことも考えてあらかじめいろいろと手配していることも少なくありません。
あくまでも新人歓迎会がメインですので、歓迎会の後に行われる二次会は必ずしも絶対に出席しなければならないというものでもありません。
しかし、二次会のとらえ方は会社によってさまざま。
新入社員はほかの社員とも仲良くするために二次会も参加するものだという暗黙のルールがある会社もあれば、とりあえず新人歓迎会で知り合っておけばよい程度に考えている会社もあります。
また、そういった集まりへの参加に消極的な社員の評価を低くする会社もあれば、別に仕事さえしっかりやってくれればいいよという緩い会社もあることでしょう。
このように、会社によってそういったイベントの意義や評価は大きく異なるため、事前に先輩社員などに新人歓迎会やその後の二次会について話を聞いておくことが第一のコツです。
2.上手な断り方
それほど新入社員の二次会参加を重要視していない会社だったのなら、新人歓迎会の最後にお礼の言葉を述べる時間をいただき、今回の場のお礼を丁寧にあいさつをしておけばそれで十分です。
二次会に行くぞー!となった時には、上司から誘われたとしても「幹事の先輩にもお伝えしたのですが、明日、早朝から外せない用事があるので今日はここで失礼させていただきます。また別の機会によろしくお願いします。今回は本当にありがとうございました」と重ねて感謝の言葉を伝えて失礼すれば問題はないことでしょう。
しかし、新入社員は二次会の参加が当然と思われているような会社だった場合は、上記の方法では心象を悪くしてしまうので別の理由をつけてお断りするのが無難です。
例えば、
・歓迎会が楽しすぎてちょっとお酒が過ぎてしまいました。飲みすぎて気分が悪くなってしまったので二次会への出席は控えさせてください
・明日、家族の病院への通院を頼まれていまして、あまり遅くまでかかると起きれなくなってしまうので、申し訳ないのですがここで失礼します。 ・仕事に役立つかと通い始めた英会話のレッスンが明日の朝から入っているので・・・。 |
など、やむにやまれぬ事情があっての上での二次会への欠席という体を装うようにしましょう。
3.できれば参加した方が無難
しかし、新人の二次会参加は当たり前と思っている方が多い会社だけでなく、それほど重視していない会社であっても、やはり上記の理由を告げても「可愛くない新人だな」「付き合いの悪い人」「ほかの社員と仲良くする気がない人」等と思われてしまうことはあります。
新人歓迎会のあとの二次会は、もっと新人と仲良くしたい、交流を深めて仕事を円滑に進めるようにしたいと考えて開催されることも多いもの。
それを主役の新人が断ってしまえば、新人と仲良くしようと考えている会社の人との間に壁を作ってしまうことになるため、あまり良い印象を持たれないのは確かです。
二次会といってもたった数時間のガマンです。
それがのちのスムーズなコミュニケーションや仕事を覚えやすい環境づくりに役立つと思えば、出来るだけ参加した方が良いでしょう。
歓迎会よりもフランクに行われる二次会に参加することで思わぬ大きな人脈ができる可能性もありますし、お酒が入った状態は本性が表れやすいので上司の性格や人間関係など知っておいて損はない情報を入手できるかもしれませんよ。
まとめ
以上、新入生歓迎会で上司に二次会に誘われた時の断り方をご紹介しました。
新人という立場で、上司や先輩たちばかりが集まる二次会に参加するのは気が重いという方も多いことでしょう。
断るときには、まずお礼を十分に伝えてから、やむにやまれぬ事情があること、次回は参加させてほしいことなどを合わせて伝えれば角を立てずにお断りすることはできます。
ただ、今後のことを考えると、出来れば二次会も参加したほうがプラスに働くことが多いので、会社の人とのコミュニケーションをなるべく避けないようにしましょう。