恋愛のトリセツ

いろんなタイプの人が世の中にはいます。

が、付き合うのがただひたすら面倒くさいのが「察してちゃん」といわれるタイプの人たちです。

「察してちゃん」の女性版「察してちゃん女」は、特に鬱陶しいもの。

こちらはエスパーではないし、もともと親しくないのだからわかるわけがないのに、

「ちゃんと察して」

「わからないなんてポンコツ？」

となぜか上から目線でいってくるのも煩わしいですよね。

そこで今回は、関わると面倒な「察してちゃん女」の特徴と、もし自分が「察してちゃん女」に該当する場合の改善の仕方について考えてみましょう。

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１．「察してちゃん女」とは？

「察してちゃん」とは、自分からはあれこれ言わないけれど、周りが自分の要望や希望を推察・察知して、自分の望むようにしてほしいと無茶ぶりをしてくるタイプです。

この女性版である「察してちゃん女」になるとさらに厄介。

「察してちゃん女」は、自分の意見を率先して言うことはなく、「言わなくてもわかるはず、わからないならわからない相手の方が悪い」と逆切れして不機嫌になったり暴れたりすることもあるので危険です。

また、「察してちゃん女」は基本的に常に感情で動いて行動パターンや思考パターンが一定していないので、その時の心理状態によって〇が×になったり、×が〇になったりと一貫性がないところも面倒です。

このように友達として付き合うのも恋人として付き合うのも、寛大な心を持っていなければ振り回されて、疲れてしまう「察してちゃん女」がもし自分だった場合、どうやって改善していけばよいでしょうか？

２．言葉を惜しまない

あなたが「察してちゃん女」だと自覚しているなら話は簡単です。

これからは言葉・会話を惜しまずに積極的に人と関わるようにすれば大丈夫。

あなたが相手の気持ちがわからないように、相手もあなたの気持ちがわからないはず。

いわばお互い様です。

そのために、言葉という便利な共通のツールがあるわけですから、それでどんどん自分の気持ちを発信していけばいいのです。

そもそも、あなたが「察してちゃん女」になってしまったのは、「自分は特別」という意識が強すぎるのが原因。

しかし、残念ながら、現実社会で誰もがあなたを一番に大切に思い、優先してくれるわけではありません。

あなたは自分の人生の主人公ではありますが、ほかの人の人生にとってはほぼ脇役でしかないのです。

だからこそ、自分が大切に思う人には自ら声をかけ意見を交換し合うなど積極的に働きかけ、その人の人生にとって主要なキャラになれるよう努力をしなければならないのです。

これからは自分の気持ちや意見や願望を「ストレート」に「その都度」「自分から発信」していくようにしましょう。

３．相手に求めすぎない

みんな、自分のことで精いっぱいです。

あなたがそれを考慮せず、自分のことをわかって！と押し付けてくるのは、相手にとっては非常に大きな負担です。

「言葉にしないでも自分の気持ちを読み取って先回りして動いてほしい」 と思う気持ちは単なる自分の身勝手な願望であり、相手に押し付けるのは失礼、そして相手もそれを実行する必要はないことをしっかりと認識・理解しましょう。

相手が自分の思い通りにうごかなくてもそれは当たり前。

逆に、もしやってくれたら感謝するという謙虚な気持ちを常に持つようにするとよいでしょう。

４．相手の気持ちに敏感になる

「察してちゃん女」は、自分の気持ちについては敏感ですが、他者の気持ちに対しては非常に鈍感であることも少なくありません。

面倒な「察してちゃん女」になっているとわかったら、自分の気持ちを考えるのと同じように、相手の気持ちも考えるようにしましょう。

５．被害者意識を捨てる

「察してちゃん女」に多いのが、「自分はこんなにやっているのにわかってもらえない」という根拠のない被害者意識です。

「周りが自分のことをわかってくれない」「認めてくれない」と、自分の欠点や問題を反省する前に、相手が悪いと決めつけてしまいがちな傾向があるはずです。

しかし、それは単なる被害妄想。

周りは何も悪くありません。

わかってもらえない・認めてもらえないのは自分が相手にわかってもらおうとする努力をしていないからです。

「察してちゃん女」を原因として生まれる全ての問題は、自分の気持ちをちゃんと言葉にして周囲に上手に伝えられない己の不器用さ、言葉にする努力を怠る自分の弱さにあることを自覚し、被害者意識を持たないようにしましょう。

まとめ

厄介で面倒で鬱陶しい「察してちゃん女」は、周りの人にとっても非常に付き合いにくい女性です。

残念なことに「察してちゃん女」と自覚していない方も多く、気付いた時には孤立していたということも少なくありません。

そうなってしまった後では、正常な人間関係を改めてそこに築くことは難しくなってしまいます。

そうなってしまう前に、自分が「察してちゃん女」やその予備軍だと自覚できたならそれが残された唯一の改善のチャンス！

これからは言葉を惜しまず、周りの人と会話によるコミュニケーションを積極的に行い、脱「察してちゃん女」しましょう！

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