恋愛のトリセツ

彼氏に求めるものは、恋愛におけるドキドキ感だけではありません。

例えば癒し。

全面的な肯定など、彼から温かいものを与えられたいというのも恋愛の側面の一つ。

「がっつり恋愛するのは面倒くさい。」
「男性に癒されたい、温かく包まれたい・・・」

という女子のわがままを実現してくれるのが、今話題の「ソフレ」という存在です。

この記事では彼氏はいらないけどソフレは欲しいと願う現代女性の心理について考えてみたいと思います。

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１．「ソフレ」って何？

この記事をご覧のあなたは「ソフレ」という言葉はご存知ですよね？

「ソフレ」とは、添い寝するフレンド。
つまり性的な接触なしに添い寝だけしてくれる男友達を指します。

「セフレ」に対し、一緒に寝ることは寝るけれども性行為は一切ない点で女性からの抵抗感が低いのが人気の特徴です。

とある調査によると半数以上の女性が

「彼氏はいてもソフレも欲しい」
「彼氏は要らないけれどソフレは欲しいという」

と答えたそうです。

草食系男子が増えているように女性もガツガツした交際より、男性に対し癒しを求めている女性が増えているようですね。

２．「ソフレ」のメリット

なぜ「ソフレ」の人気が高いのか？

そのキーワードは「癒し」にあります。

恋愛は、ある意味、お互いに奪い奪われ、精神を消耗することも多々あります。

また、

「仕事で疲れているときに彼氏の面倒まで見るのは嫌」

など、恋愛につきものの嫉妬やパワーバランスなども面倒だと感じる女性も少なくはありません。

付き合う相手によっては、束縛がきつくて全然二人でいても楽しくない、他のものを犠牲にしなければいけないなど、ドロドロとした関係に陥ってしまうことも。

ですが、「ソフレ」の場合、お互いに縛り付けるような要求を求めていないため、ひたすら添い寝するだけなので恋愛につきものの面倒な葛藤や手間は一切ありません。

女性側がしたくないのに男性の欲望に付き合わされることもありませんし、やきもちや恋の駆け引きなどもなし。

ただ寂しい時や辛い時、人肌が恋しい時やネガティブな気分のときに、他人の温かさに包まれるだけなので心が安定し、安らぎを得られるという点がソフレの大きなメリットといえます。

小さいころのように親などから与えられる無条件の愛情に抱かれて、何の不安もなしに休めていたことをソフレに求めているのかもしれませんね。
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３．「ソフレ」の危険

良いことばかりに見える「ソフレ」ですが、リスクが無いわけではありません。

ただ単に女性が癒されたい、安心したいという気持ちでソフレという存在を作っても、相手は生身の男性です。

最初は女性の希望に共感し、お互いに安心を与え合えるからということでソフレの関係になったとしても、その後男性側の気持ちが変わったり、その時の精神的・肉体的なコンディションによっては、平常時の考えや約束通りにただ添い寝するだけで済むということにならないかもしれません。

そもそもソフレを欲しがっている女性は多いのに対し、ソフレを欲しがる男性は少ないのです。

ということは、女性との付き合いに添い寝だけで男性が我慢することは難しいといえるのではないでしょうか。

彼氏がいない方の場合、最初はソフレの関係で満足していたけれど、徐々に自分の方が彼に情が移り、彼を好きになってしまったらどうしますか？

最初と変わらずあなたをただのソフレでしかないと彼が認識している場合、あなたの心情の変化で、癒しと安らぎを求めて構築した関係が敬遠していた恋愛のもつれに発展するかもしれません。

また、彼氏がいる方の場合、彼氏がその存在を知った時に起こるトラブルを考えると、自ら厄介事を抱え込んでいると言えます。

もし彼氏が別の女性を「この人、ソフレだから大丈夫」とあなたに紹介して来たら、あるいは何かのきっかけで彼氏にソフレがいることが判明した場合、自分は冷静に「そうなんだ」と納得できるかどうかを考えてみましょう。

性的接触が無いから安心。

人の温かみに癒されリラックスするだけの存在だから無害と思っていると、思わぬ手痛いしっぺ返しがくるかもしれない点がソフレの危険な点といえるでしょう。

４．ソフレは必要？不要？

上記のソフレのメリットとリスクを考えて、それでもソフレが必要か不要かは人によって意見が分かれることでしょう。

ちなみに、ソフレが不要と考える方の意見は

というものです。

それはそれで納得できるものがありますね。

ただ、ソフレを必要と考える方の欲しいと思う気持ちを突き詰めて考えると、自身の恋愛に対する理想や欲求、恋愛観が見えてくるのではないでしょうか。

束縛しあわず、対等で、癒しを与えてくれる存在が欲しいと思っていても、現実でそのような相手と出会い、恋愛関係になるのはそう簡単ではありません。

また、実際に自分が魅かれてしまう異性はその理想とはかけ離れている場合も少なくありません。

そんな現実と理想のジレンマを解消するためにソフレを作りたいと思ってしまうのかもしれませんね。

まとめ

以上、今話題のソフレについてご紹介しました。

添い寝するだけのシンプルな関係であるように見えて、そこに内包するものは意外と深いソフレ。

添い寝するだけで癒しや安心を得られる「ソフレ」のニーズは今後も高まっていきそうですが、その関係に伴う危うさやリスクも忘れず、本当に自分が必要とするものは何かを見誤らないようにすることも大事ですよ。

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