そっとしておくべき?「一人になりたい」という彼氏の心理と対処法
- 2017/11/29
- 男性心理
彼氏と気持ちは通じ合っていると思っていたのに、彼氏から「一人になりたい」と突然いわれたら戸惑ってしまいますよね?
その「一人」という意味が「しばらくそっとしておいて」なのか「別れたい」という意味なのか、怖くて聞けないのも当然です。
ただ、彼氏から「一人になりたい」と言われたときには、あなたの態度がその後を大きく左右することは間違いありません。
では、彼はあなたのどのような態度や慰めを期待しているのか?
そこで今回は、「一人になりたい」という彼氏の心理と対処法について考えてみましょう。
1.自分のことで精いっぱい
彼氏の「一人になりたい」とはどんな心理からくるセリフなのでしょうか。
まず、考えられるのは、仕事が忙しい、キャリアアップの試験を受ける、家族の問題、鬱など何らかの具体的な原因となる理由によって、自分のことで手いっぱいで彼女のことまで手が回らない・気を配れないという心理状態であることです。
恋愛感情というのは、ある程度、心の余裕がある状態で生まれるもの。
しかし、逼迫した問題や緊急性の高い大きな問題を抱えている時には心の余裕がなくなって、誰かを好きだとか大切にしたいとか思うこともできなくなってしまうことも少なくありません。
自分ひとりのことでいっぱいいっぱいな時に、彼女から「デートに行きたい」「最近、あんまり遊べない」などと言われたら、余計に追い詰められてしまい、手に余ると思ってしまうのも仕方がないこと。
彼氏に「一人になりたい」と言われたときには、彼氏がなにか問題を抱えていて知らない間にあなたの言動が彼氏を追い詰めていたり負担をかけていたのかもしれません。
問い詰めると余計に彼氏をさらに苦しめてしまい、「もう付き合っていられない!別れる!」ということになってしまいかねないので、こういう心理で「一人になりたい」と言われた場合には理由を問い詰めることなく「わかったよ」とおとなしく彼氏からの連絡を待つ姿勢に徹した方が良いでしょう。
2.心変わり
次に考えられるのは、彼氏の心が揺れている状態・変わりつつある状態であることです。
彼女のことをもう好きではない、あるいは嫌いではないけれど前のように情熱的に愛することが出来なくなって、冷静に二人の関係を見つめなおしたいと思っているか、ほかに気になる女性が出来ている可能性があります。
このとき、あなたが焦って「なんでそんなこと言うの?」「ほかに好きな人でもできたの?」「私のこと嫌いになったの?」としつこく尋ねるのは逆効果。
余計にあなたのことが嫌になって、さらに気持ちが離れてしまうことでしょう。
この場合も、冷却期間を置いて、彼氏の気持ちが決まるまで待つしかありません。
3.単なる性格
「一人になりたい」というのは文字通り「一人の時間が欲しい」というだけのことである場合もあります。
常に恋人とイチャイチャしていたいタイプの男性もいれば、恋人や友達とは離れて自分ひとりの時間も作ってしっかり楽しみたいというタイプの男性もいます。
こういう男性は、趣味に没頭したり、ぼーっとしたり、とにかく一人の時間がないとストレスが溜まってしまうタイプなので、「一人になりたい」という言葉に深い意味はありません。
彼氏を見ていて「自分ひとりの時間が絶対に必要なタイプなのかな」と思ったら、彼氏の思うようにさせてあげましょう。
わからないなら、さりげなく「〇〇君って一人の時間がないとストレスたまるタイプ?」と直接聞いて確認するとよいでしょう。
4.彼氏の希望を尊重する
どんな心理であれ、彼氏から「一人になりたい」と言われた時、彼氏が望むように一人にしたらそのまま離れて行ってしまうのではないか?と不安になってしまうのも当然のことです。
会えない時間に彼氏がどう変わってしまうのか、自分との関係も変えてしまうのか、それを考えると怖くて仕方がなくなってしまうことでしょう。
しかし、今、優先して大事にしなければならないのは、あなたの不安ではなく彼氏の心。
一人になりたいと彼氏がいうほどの状態であることをまず考慮して、ひとまず自分の気持ちは横に置いておいて彼氏の気持ちを尊重してあげて見守るようにしてあげるとよいでしょう。
心理状態がどうであれ、彼氏があなたに何も言わずにフェードアウトするのではなく、「一人になりたい」とわざわざ告げていることからも彼氏の誠実さはわかるはず。
その気持ちに応えてあげてください。
まとめ
以上、「一人になりたい」という男性心理とあなたが望ましい接し方についてご紹介しました。
彼氏に「一人になりたい」と言われたら動揺するのは当然。
しかし、そこで彼氏の心理や気持ちを思いやるやさしさや心の余裕を持つことが、あなたと彼氏との今後を決める分かれ道となることでしょう。
離れてみてわかる存在の有難さや大切さもあります。
焦らずどっしり構えて、自分からせっついたりせず、ほどよい距離感を持って付き合うように心がければ、心が落ち着いた時に彼氏も戻ってくる可能性も自然と高くなることでしょう。