「好きな人を独り占めしたい!」という思いにとらわれた時の対処法
- 2017/6/2
- 恋愛トラブル
「この人、素敵だな。かっこいいな。好きだな」と思ったら、生まれてくるのが独占欲。
付き合っているならまだしも、片思いの時点で独占欲というのはおかしな話かもしれません。
しかし、自分の思い通りにならない相手だからこそ、焼きもちや嫉妬など相手に対する独占欲はどんどん強くなってしまうものです。
そんな恋というよりも自己愛に近い独占欲は、おさえようとしても次々に湧いてくるので、その感情とうまく付き合っていく方法を身につけないと振り回されて疲れてしまうでしょう。
そこで今回は、好きな人を独り占めしたいという思いにとらわれた時の対処法についてみていきましょう。
1.独占欲って?
独り占めしたいと思う気持ちの底には、「誰かに取られたくない」「どこかにいって欲しくない」という願いがあります。
だからこそ、自分だけで好きな人を所有したくて、焼きもちや嫉妬などの感情が生まれ、彼に近づく他者に対して排他的な行動や言動、そして彼自身に対する束縛がうまれるのです。
これらの「執着」ともいえる独占欲は、誰にでもあるものですが、この気持ちが行き過ぎるのはとても危険。
恋人間なら束縛もある程度なら許されますが、一方的な片思いではそのような独占欲による束縛を相手が受け入れてくれることはまずありません。
そんな自分の願望と思い通りにならない現実に強いストレスを感じ続けていると、いつかは様々なバランスを崩してしまうことに。
では次に、エスカレートすると怖い独占欲とどう付き合っていくか?について考えてみましょう。
2.告白する
独占欲は「誰かに取られてしまう!」「放っておくとどっかにいってしまう!」という恐怖がベースにあります。
しかし、もともと恋人ですらないのですから、好きな人が誰と仲良くしようが、どこに遊びに行こうがそれに対して文句を言う立場にありませんし権利もありません。
それが歯がゆいなら、その独占欲を満たすために告白して付き合ってしまえばよいのです。
そうすればもう好きな人はあなたのもの。
「ほかの女性とあんまり仲良くしないで」という願いは、理不尽なものではなく正当な意見として彼氏に受け入れてもらえることでしょう。
ただ、告白したからといって必ずしもそれを受け入れてもらえるとは限りません。
逆に玉砕してしまうことのほうが多いことでしょう。
しかし、はっきりと振られてしまえば「彼は決して自分のものにもならない」「自分のところにはいてくれない」という現実を目の当たりにして受け入れることができるようになります。
そうすれば、もう「誰かに取られる」「どこかにいってしまう」という恐怖=独占欲を感じて振り回されることは少なくなっていくことでしょう。
3.他に興味を向ける
告白する勇気はないけれど、好きな人をひとり占めしたいという気持ちがどんどん強くなってしまって手に負えないなら、ほかに興味を向けるように方向転換をしてみる方法もおすすめです。
例えば、新たな趣味を始める、新しいサークルで新たな人間関係を築く、仕事を忙しくする、資格取得を目指すなど、好きな人だけに向かってしまうベクトルを分散させ、自分の中でバランスをとるようにするのです。
好きな人に一点集中で向かっていた気持ちがあちこちに行くようになると、自分のことで手いっぱいになったり、ほかに興味や関心を向けられる相手を見つけたりするようになり、気が付けば好きな人を独占したいという気持ちも薄れていることも少なくありません。
偏りは何事においても良い結果を生みません。
最初は苦しいかもしれませんが、あれこれ忙しくしていれば人間の心はその環境や変化に慣れて少しずつ変わっていくもの。
思い通りにならない独占欲に振り回されて苦しい思いを抱えているならぜひお試しください。
4.友達に話す
仲の良い友達に、好きな人を独り占めしたいという気持ちをぶっちゃけて話してみましょう。
苦しい内心を他者に吐き出すことで感情の暴発・暴走を防ぐことができますし、「それはちょっとおかしいんじゃない?」「そんなに好きなら行動に移すしかないよ」など第三者ならではの意見を聞くことで好きな人だけに向かう気持ちや自分自身を冷静かつ客観的に見つめなおすことができることも多いですよ。
まとめ
独占欲は誰もが当たり前に持っているもの。
好きな人と一緒にいたい、おしゃべりしたいと思うのは当然ですが、それがエスカレートして「独り占めしたい!」と強く思うようになると危険。
そんなネガティブな気持ちに押しつぶされそうになったときには、ぜひ今回ご紹介した方法で上手にその独占欲をコントロールして付き合っていくようにしましょう。