彼氏が重度のアトピーだった時の接し方と将来について
- 2017/3/23
- 恋愛トラブル
現代は、いろいろなアレルギーに悩まされる人が増えています。
皮膚にあらわれるアレルギー症状の中でも悪化しやすいのがアトピーですね。
アトピーと一言でいっても、周りからは全くわからないような症状が軽いケースもあるため、彼氏がアトピーだからと言ってそれだけで問題視する必要はありません。
ただ、問題となるのは、重度のアトピーだった場合。
肌の状態が落ち着いている時は良いのですが、季節や体調によって酷くなってしまった場合、「なんとかしてあげたい」と思う気持ちが強くなる半面、「このまま付き合っていってよいのか?」という不安をふと感じてしまうこともあることでしょう。
そこで本記事では、彼氏が重度のアトピーだった場合の接し方と将来について考えていきましょう。
1.普通が一番
子どものころからアトピーに悩まされてきた人は、学校で肌のことでいじめられたり、ひどい言葉を投げかけられたりして、自分の肌や症状について強いコンプレックスを抱いていることも少なくありません。
その結果、人とのスキンシップが苦手だったり、その話題に触れられることすら負担に感じてしまう方もいらっしゃるようです。
そんな彼氏に「何かしてあげたい」と特別なことをしたり、必要以上に気を遣うと、それがかえって彼氏を追い詰めてしまうこともあるので出来るだけ自然体で接するようにしましょう。
実際のアトピー経験者の方で嬉しかったという声が多かったのが、「いつもどおりにしてくれたこと」ということ。
アトピーだからと腫れ物に触るように気を使われたり、心配そうに見られるのは精神的にとてもつらかったそうです。
それよりも、症状が良い時も悪い時も態度を変えず、どんな状態でも変わらず接してくれたという普段通りの態度にアトピーを抱えている多くの人が救われ、ほっとしたという声が多くあります。
彼氏のことが大好きだから、自分にできることはないか?と考える優しい彼女さんは、ぜひ「いつもどおり」を心がけて接するとよいでしょう。
それが彼氏の心の支えとなり、症状改善にプラスに働きかけることでしょう。
2.気を遣うのではなく気を利かせる
症状が酷い時も、彼氏にはいつもどおり接することが大事です。
ただ、それ以外にもできることはあります。
それが、食事や日常生活で彼氏の負担が軽減されるようなサポートを行うことです。
明らかに「~してあげています」というのは、彼氏が負い目や負担を感じてしまうので、あくまでもさりげなく行うのがポイント。
例えば、肌に良い食事(肌の保湿力が上がるような成分が入ったもの、添加物が入っていないものなど)を作る、低刺激で無添加の石鹸やシャンプーや洗濯石鹸などの肌に優しい日用品をそろえる、ファブリック等は肌に刺激が少ないコットンを選ぶ、部屋が乾燥しないように常に加湿しておくなど、さりげなく彼氏が快適に過ごせるような環境を作ること等がおすすめです。
彼氏に”気を遣う”のではなく、何気ない様子で”気を利かせて”行ってあげると良いでしょう。
また、彼氏が手の届かない部分に薬を塗ってほしいなど具体的なお願いをされれば、気軽に応じてあげることも大事なポイントです。
3.別れるべき?
彼氏のアトピーが酷い場合、このまま付き合い続けていいのだろうか?とふと不安になったことがある方もいらっしゃることでしょう。
確かに、アトピーは症状が重くなると本人の辛さは言うまでもありませんが、その周囲にいる人たちにも少なからず影響を与えます。
また、アトピーになりやすいアトピー体質が子供に遺伝するといわれていることも気になることでしょう。
確率としては、両親のどちらかがアトピー体質の場合はおよそ30%、双方がアトピー体質の場合はおよそ50%の確率で子供に遺伝するといわれています。
しかし、日本人のおよそ10%程度がアトピー体質といわれていることから、アトピーは決して珍しいものではありませんし、どちらもアトピー症状が出ていない夫婦からもアトピーが子供に出ることもあります。
また、アトピー体質の人が必ずしも全員発症するわけではないのと同時に、現時点でアトピーでないという人もアトピー症状が突然現れる可能性だってあるのです。
ということは、今、彼氏がアトピーだからといって結婚後のことをくよくよ考えても仕方がありません。
それよりも、アトピーの症状が重くなると、夫婦だけでなく子供にもかかわってくるので、それを含めて自分が家族を支えていくことができるか?を考えましょう。
それでも大丈夫というなら何があってもきっと大丈夫。
ただ、少しでも不安に思うなら、彼氏のためにもあなたのためにも、別れたほうが良いかもしれません。
まとめ
アトピーはとても辛い症状です。
そんな辛い症状に悩んでいる彼氏を助けてあげたいと思うのなら、ぜひ今回ご紹介した接し方でさりげなく程よい距離感でサポートしてあげると良いでしょう。
また将来のことも、じっくり考えてふたりで相談して結論を出しましょう。