もしかしてタブー!?いとこを好きになった時考えるべきポイント
- 2016/11/1
- 片思い
小さい頃から身近な異性といえば、親の兄弟姉妹の子供である「いとこ」ですね。
年齢が近ければ一緒に遊びに行くことも多いでしょうし、祖父母の家でお泊りしたり、一緒にお風呂に入ったりなどきょうだい同然に親しくしていた方も多いことでしょう。
しかし、お互いに成長し、学校や部活で忙しくなるとしばらく会わなくなるケースも少なくありません。
久しぶりに再会した時に、急に成長したいとこに異性を感じ、気恥ずかしさや照れを感じてしまった経験をした方も少なくないはず。
通常は、そこで終わりですが、なかにはそのまま恋愛感情を抱く方もいらっしゃいます。
それでは今回はいとこを好きになった時に考えておきたいポイントを見ていきましょう。
1.法的には問題はない
いとこという自分と血縁関係がある男性を好きになってしまった場合、結論をいうと、一方的に恋心を募らせている状態なら恋愛はそもそも自由。
当然、何の問題もありません。
もし、想いが伝わって実り、そして結婚を・・・と考えた場合でも、いとこは自分から三親等内の相手でないので法的にも全く問題ありません。
昔は「家を守る」という観点からいとこ同士の結婚はそれほど珍しいものではありませんでしたし、現在もそれを実践している家も全くなくなったわけではありませんので、好きになった相手がいとこだからといって罪悪感を持つ必要は全くないのです。
2.他の親族との関係
ただ、法的には問題がないから大丈夫といえばそれだけではおわらないのがいとことの恋愛です。
自分の親、そしていとこの親、そして祖父母など親せき一同も関係してくるため、自分が好きだからといって周りの目を気にせず強引にアプローチすることはとても危険な行為です。
なかには「親族どうしで・・・」と嫌悪感を抱く方もいらっしゃいますし、親族だからといってみながもろ手を挙げて賛成してくれるわけではないということを忘れないようにしましょう。
3.本当に好きなのか?
「いとこなのに好きになってしまった」「好きになってはいけない人にひかれてしまった」などの気持ちが、好きな気持ちを高めるスパイスとなってはいませんか?
いとこを好きになることは、上記でご紹介した通り法的にはなんら問題もありませんし、家族や親族の理解が得られれば何も問題はないことです。
しかし、親族であるいとこを好きになったことに、自分の無知から妙な罪悪感や背徳感を感じて恋心を募らせてしまう場合もあります。
以前は仲が良かったいとこが、空白の時間のあとに再会して魅力的になっていたことに衝撃を受けているだけかもしれません。
「いとこが好き!」という想いに振り回される前に、一歩離れていとこを客観視するようにしましょう。
もし、相手がいとこではなく、クラスの友達、職場の同僚、あるいは友達の彼氏だった場合にも同じように好きになったかを考える心の余裕や時間を持つようにしてください。
4.やっぱり好き!なら
冷静に考えて、やっぱりいとこが好きとなったのなら、いとことしてではなく一人の女性として一人の男性にアプローチしましょう。
ただ、その際は、どんな結果になったとしても、相手はその後も冠婚葬祭や盆暮れ正月に顔を合わせることになる親せきということを忘れずに。
相手も最初はいとこというフィルターを掛けてあなたを見ているでしょうから、いきなり告白しても戸惑いや拒否反応をおこしてしまうおそれがあることは否めません。
くれぐれもアプローチは慎重に行いましょう。
そして努力の甲斐あって想いが伝わって交際となったとしても、浮かれてはいけません。
親族(特に自分の親や相手の親)の理解が得られるかは、その後の親せき付き合いを大きく左右する分岐点。
そこで反対されてしまえば、親やその周囲を傷つけることになってしまうので、さらに慎重に周囲の理解を得られるように行動するようにしてください。
あと忘れてはいけないのが、結婚した後の問題です。
もともといとこ同士なので嫁姑問題などはあまり考えられないのですが、いとこ同士の結婚では、子どもの問題を避けて通ることはできません。
とある調査によると、近親者同士の結婚で生まれてくる子どもには、遺伝病が出現しやすくなるという結果があります。
お互いにその点だけは考えておくようにしましょう。
まとめ
以上、いとこを好きになったと感じた時、考えるべきポイントをまとめました。
「いとこを好きになってしまった・・・」
それは何も悪いことではありませんし、法的にも倫理的にもタブーでもありません。
身近に素晴らしい異性がいたのなら、心を惹かれてしまうのは当然のことです。
ただ、その感情は「相手がいとこ」という条件を外した時にも確かなものか、そして周囲を不幸にしないか、さらには結婚後に起こるかもしれない問題への心構えが持てるかどうか、を考えてからアプローチをするようにしましょう。