彼氏が中絶を望んだ理由と中絶後も変わりなく付き合うためにするべき事
- 2016/9/2
- 恋愛トラブル
交際中の妊娠発覚。
女性の仕事や体調、家庭の事情であきらめざるを得なかった場合は、自分が原因なので苦しいけれど受け入れざるをえません。
しかし、自分は生みたかったのに、彼氏のほうから「中絶してくれ」と言われた場合、言葉では言い表せないほどの絶望とショックをうけることでしょう。
では、何故彼氏は「産んでほしい」と言ってくれなかたのでしょう?
本記事では彼氏が中絶を望んだ理由と中絶後の付き合い方についてご紹介致します。
1.彼氏が中絶を望んだ理由を改めて考える
まずは、自分は生みたかったのに、彼氏が敢えて中絶してほしいという選択をしたのか、その理由を改めて考えてみましょう。
社会人になったばかり・学生であるなど経済的な理由、家族が反対したなど彼氏によってその理由は様々であるはずです。
その理由に自分が納得出来、自分ひとりで育てるという選択も出来なかったのなら、中絶は二人の責任。
二人でこのことを背負っていくしかありません。
しかし、「まだ遊んでいたい」「子どもはまだ要らない」という無責任な理由で中絶を強要するような彼氏は、次に同じことがあればまた同様の選択をすることでしょう。
また同じように苦しく悲しい思いを彼女にさせて平気な彼氏なのです。
そんな彼氏とその後も付き合っていて幸せになれるでしょうか?
言うまでもありませんね。
2.中絶後の相手の態度をみる
中絶を選んだことに対し、彼氏がどう思っているかは彼氏の心の中のことなので彼女といえども正確に知ることはできません。
しかし、中絶後の彼氏の態度を見れば、彼氏がどう考えているのかを推測することができることでしょう。
中絶は、女性の身も心も傷付けるもの。
とくに心の傷は深く、落ち着いたと思っても思い出して取り乱してしまったりすることも多いようです。
そんな時に、どんな態度で彼女に接するかで彼氏の気持ちは明らかになります。
現実的に「生みたくても生めない状況」というのは、残念ながら確かにあるものです。
そのために中絶を選び、彼女を傷つけ、二人の子どもを誕生させてあげられなかったことに強い罪悪感を抱いている彼氏なら、何よりも彼女の体を心配し、いつも一緒に居ようとするなど共に悲しみを分かち合い、二人で生きていこうという態度で中絶後の彼女をしっかりと支えて行くはずです。
そんな態度で接する彼氏ならその後も付き合っていっても大丈夫でしょう。
3.とことん話し合う
体内に命を感じた女性に比べ、彼氏はそこまで強く妊娠に対して実感を得ることは難しかったことでしょう。
その違いは、中絶をした後に心に受ける傷にも大きく関係し、彼氏との温度差となって女性をさらに苦しめるはずです。
だからこそ、彼氏ととことん話し合うことが大事です。
話し合うといっても、辛い気持ちや悲しい気持ち、後悔の気持ちを彼氏に受け止めてもらうということが主となることでしょう。
その彼女の心の叫びを彼氏が受け止めてくれるかどうかも、今後の二人の付き合いを大きく左右する分岐ポイントとなります。
自分のことで手いっぱいで彼氏のことを思いやることも難しい時期ですが、そんな時だからこそ彼氏にその気持ちを全てぶつけて、消化・昇華していくようにしましょう。
受け止めてくれないような彼氏は、論外。
今回の出来事の重大さや自分の責任をしっかり把握しておらず、何も考えていない証拠。
そんな彼氏は同じことを繰り返す可能性も高いので、中絶後もずるずる交際することは考え直した方がよいでしょう。
4.中絶後に結婚したカップルも実は多い
中絶後、不安定になった彼女を受け止められず、彼女のほうも彼氏に対する不信感がぬぐえずに別れてしまうカップルもいます。
しかし、その後、結婚して子供を出産し、明るい家庭を築いているカップルも少なくありません。
その違いは、やはり中絶後の彼氏とたくさん話し合ったかどうかが分かれ目であるようです。
辛い気持ちや苦しい気持ち、赤ちゃんに申し訳ないという気持ち、後悔や懺悔の気持ちなど様々な心の葛藤が起こる中絶後の二人。
その時に、包み隠さずじっくり話し合い支え合うことが出来ていれば、お互いに対して不信感や不安が芽生えることもありません。
そして、このことを無意味なことにしないようにしようという気持ちが強くなり、中絶した子の分まで結婚して生まれた子供たちをたっぷり愛してあげようという二人の願いとなり、結婚後も結束力の強い家族になります。
まとめ
以上、彼氏が中絶を望んだ理由と中絶後の接し方についてご紹介しました。
中絶後、彼氏のことが好きだけど許せない、という気持ちを抱えたままでは二人はけっして幸せになることはできません。
自分は生みたかったのに彼氏が中絶を望んだからといって、生まないという選択に最終的に同意したのは自分です。
そこもしっかりと受け止め、彼氏と十分話し合い、生まれてくることが出来なかった赤ちゃんのためにも幸せになれる道を見つけるようにしてください。